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鉄道に乗ってでかけよう!

最終更新日 2024年09月05日

展示期間 : 09月から10月

展示場所 : 本館児童展示


いいほんみつけたの展示ポスター
 2024(令和6)年は、日本に新幹線が開業してから60年にあたります。終戦後、日本のあちこちの都市が復興をとげる中で、鉄道を利用する人の数や荷物の量は、昔とはくらべものにならないほど多くなりました。そこで、短い時間でたくさんの物を運べる高速列車をつくることが計画され、1964(昭和39)年10月1日に、東京と新大阪を最短4時間で結ぶ東海道新幹線が開業しました。
鉄道の開発は現在も進められ、学校や仕事、旅行などにでかける人々の生活を支えています。
今回の展示では、新幹線を中心とした鉄道に関する資料を紹介します。

展示関連情報

乗ってみたいな!新幹線

『みんな知りたい!ドクターイエローのひみつ』

飯田守/著 講談社
ドクターイエローは、新幹線が走り始めた時からずっと活躍してきました。電力、信号、通信、軌道の検測を行い、新幹線の安全を守っています。しかし、ドクターイエローは、お客さんを乗せる列車ではないため、運転日や発着時間を発表していません。しかも、1か月に3回くらいしか走らないため、「見ると幸せになれる黄色い新幹線」「幸せなドクターイエロー」と呼ばれています。
そんなドクターイエローのひみつをのぞいてみましょう。

『新幹線のヒミツ 速くてカッコイイ!新幹線の世界』

「旅と鉄道」編集部/編集 天夢人 山と溪谷社(発売)
日本で最初にできた新幹線の東海道新幹線をはじめとして、山陽新幹線、九州新幹線など、新幹線の全路線がくわしく説明されています。最高時速320㎞で運転することができる新幹線には、たくさんの日本の技術がつまっています。車体の素材や形、レールの幅など、新幹線のヒミツが、写真やイラストを用いてわかりやすく紹介されています。

『ぼくは「つばめ」のデザイナー 九州新幹線800系誕生物語』

水戸岡鋭治/作・絵 講談社
「つばめ」は、九州新幹線の博多駅から鹿児島中央駅の間を走っている車両の名前です。この本を書いた水戸岡さんは、「つばめ」が作られるときに、デザインを担当しました。車両の形から色づかい、客席などの車体の内側まで、こだわって考えぬかれたデザインは、現在も多くの人に喜ばれています。水戸岡さんの仕事を通して、モノづくりの楽しさを感じられるノンフィクションです。

『新幹線大百科』(全4巻)

坂正博/監修 岩崎書店

鉄道に乗って旅をしよう

『鉄道ひとり旅入門』

今尾恵介/著 筑摩書房
1つずつ駅にとまりながら進む鉄道の旅には、飛行機の旅とはちがった良さがあります。たまには1人で列車に乗り、窓の外を流れる風景をじっくりながめ、その土地の歴史や暮らしぶりをあれこれ想像するのも楽しいものです。この本では、鉄道での旅に必要なものや、旅の楽しみ方を、旅行記を交えながら紹介しています。中高生以上の人におすすめの1冊です。

『新幹線でつなぐ!にっぽん発見のたび』(全5巻)

山崎友也/監修 ほるぷ出版
日本には10本の新幹線の路線があり、各地をつないでいます。このシリーズでは、それぞれの路線を走る車両と、各駅の周りにある名所や特産品、古くからのこる建物やお祭りなどを紹介しています。

『てっぱくにいこう! 鉄道博物館完全ガイド』

小学館クリエイティブ 小学館(発売)
てっぱくとは、埼玉県にある日本最大級の鉄道博物館のことです。この本では、てっぱくに展示されているたくさんの車両や、それぞれの車両の特徴や仕組みが、写真やイラストといっしょに解説されています。新幹線や蒸気機関車など、運転の体験ができるシミュレータの操作方法も紹介されています。

『寝台特急カシオペア』

松本典久/ぶん レイルマンフォトオフィス/しゃしん 小峰書店

鉄道ではたらく人たち

『駅で働く人たち しごとの現場としくみがわかる!』

浅野恵子/著 ぺりかん社
駅では、どんな人が働いていると思いますか。普段私たちがよく目にする駅の改札口やホームにいる駅員さんや、電車の運転士さんや車掌さんはすぐに思い浮かぶかもしれません。他にも、新幹線や電車が安全に走行できるようにするため、駅や線路、電車の状態を昼夜点検して傷んだところを修理してくれる保守・業務の人など、たくさんの人が働いています。駅や鉄道の仕事場にあるたくさんの職種について、イラストや写真、実際に働いている人へのインタビューを通じて詳しく説明します。

『鉄道運転マニュアル 運転体験に行こう!』

スタジオタッククリエイティブ
いつもはお客さんとして乗るだけの鉄道車両を、自分の手で運転できるのが運転体験です。運転体験では、車両の運転席に座って、本物の運転士さんに動かし方を教わることができます。この本では、いくつかの鉄道の運転体験について、運転の手順やコース、体験のスケジュールについて紹介しています。

『見学しよう工事現場 5 線路』

溝渕利明/監修 ほるぷ出版
東京駅のとなりのJR神田駅には、東北新幹線、京浜東北線、山手線、中央線と多くの線路が通っています。そこでは、東北縦貫線という線路をつくる工事が行われていました。電車がお客さんをのせて走っている間は、作業を行うことができないため、おもな作業は電車の終電から始発までの3、4時間で行われていました。普段は見ることができない線路の工事現場を取材して見つけた車両や機械、1日の作業の様子を見てみましょう。

『大きな運転席図鑑 きょうからぼくは運転手』

学研教育出版 学研マーケティング(発売)