2023(令和5)年は、江戸川乱歩の作家デビューから100周年にあたります。江戸川乱歩は、イギリスの作家であるコナン・ドイルや、アメリカの作家エドガー・アラン・ポーなどの小説を読んで、その面白さにおどろき、推理小説を書き始めました。今もなお楽しまれている「少年探偵団」シリーズなど、探偵が活躍する物語をたくさん発表し、現在では「日本の推理小説の父」と呼ばれています。
コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」シリーズでは探偵ホームズ、エドガー・アラン・ポーの小説では『モルグ街の殺人事件』に登場する探偵デュパンがたくさんの事件を解決していきます。探偵が活躍する小説は、世界各国で多くの人に愛され、読みつがれています。
今回の展示では、日本から外国まで、さまざまな探偵が活躍する小説やなぞときに関する資料を紹介します。