今回の展示では、1969(昭和44)年まで成田市三里塚を中心に広がっていた「下総御料牧場」の関連史跡、特に明治から大正時代に建設・建立されたものを中心にご紹介します。1875(明治8)年創業の「下総牧羊場・取香種畜場」を前身とする同牧場の用地の変遷を辿ってみると、時代の節目ごとにその規模が縮小していき、一方で、かつて牧場内だった地域やその周辺に、牧場の歴史を伝える史跡(牧場遺産)が残されていったことが分かります。展示では、当時作成された地図と合わせて、現在も訪れることができる各地の牧場遺産を説明していますので、どうぞご覧ください。
下総御料牧場を振り返る—各地に残る牧場遺産への誘い—
最終更新日 2024年04月16日