かつて日本には、2万以上の城があったと言われています。しかし、1615(慶長20)年に発せられた「一国一城令」や1873(明治6)年の「廃城令(全国城郭存廃ノ処分並兵営地等撰定方)」による城の取り壊しや廃城、第二次世界大戦の空襲での焼失などでその数は激減し、天守や城郭が現存しているのは世界文化遺産に登録されている姫路城など12城のみとなっています。
最近は、城ゆかりの人物の家紋をあしらった「御城印」集めや城を舞台にしたリアル謎解きゲームの開催など、城を訪問することがブームとなっています。
この展示では、日本の城の歴史や構造について解説した本やガイドブック、世界の城を紹介した本を集めました。城の奥深さを感じてみませんか。