皆さんは「魔法」や「呪文」と聞くと、どのようなことを想像するでしょうか。空を飛んだり、変身したりといった、あり得ないことや不思議なことを思い浮かべる人もいるかもしれません。
しかし、皆さんも一度は呪文を耳にしたことがあるでしょう。例えば「アブラカタブラ」や「開けごま」「ちちんぷいぷい」なども、おまじないの言葉です。「アブラカタブラ」は、1800年ほど前からあったと言われている魔除けの呪文で、病気や災いに効くとされています。
今回の展示で紹介している中には、昔々から伝えられてきた魔法の呪文や、魔法の杖やほうきの作り方などが載っている本もあります。実際に唱えてみたり、作ってみたりすると、魔法がもっと身近なものに感じられるかもしれません。魔法使いや魔女が活躍するお話と一緒に、魔法の世界を楽しんでみませんか。