文字の歴史は、約5000年前に始まったと考えられています。文字の発明によって、人々は情報を目に見える記録として残し、言葉を話して伝えるよりも、知識や経験をより正しく、よりくわしく伝えることができるようになりました。文字は、人類の文明の発展に、大きな役割を果たしてきたのです。
文字は、現代を生きる私たちにとって、なくてはならない道具です。国や地域の違いによって、世界では様々な文字が使われています。私たちが使っている文字は、いったいどのようにして生まれたのでしょうか。
また、記号やマークも「絵文字」と呼ばれ、生活の中の色々な場面で使われています。わかりやすい絵でものを表しているので、言葉がわからなくても、ひと目で情報を伝えてくれます。
今回の展示では、世界の文字について書かれた本や、マークや記号に関する本を集めました。