2019(令和元)年6月、視覚障がい者や発達障がい者、寝たきりや上肢障がいのため本が読みづらい人の読書環境を改善するための法律「読書バリアフリー法」が成立しました。
通常の読書が困難な人、それは身体的な障がいに限らず、ディスレクシア(識字障がい)を持つ人や、小さな文字が読みづらくなってきた人、外国に母語を持つ人なども含まれます。
今回の展示では、障がいのあるなしに関わらず、だれでも楽しめるようにつくられた本と、それに関連する本を紹介します。大きな文字で読みやすい大活字本、やさしい言葉や絵、写真で構成されたLLブック、朗読CD付きの本や録音図書、点字で書かれた本など、図書館にはさまざまな形態の本を用意しています。ぜひお手にとってご覧ください。
<対面朗読室のご案内>
本館1階にある対面朗読室には、大活字本のほか、点字資料、さわる絵本などの資料を用意しています。また、拡大読書器や音声再生機よむべえなどの機器も用意しています。ご希望の方はお気軽に職員にお声掛けください。