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い・た・だ・き・ま・す

最終更新日 2019年09月03日

展示期間 : 09月から10月

展示場所 : 本館児童展示


展示ポスター
お米をはじめ、木の実や果物などがおいしく実る季節になりました。ほかにも、これからの時期は、さまざまな作物が収穫されます。
どんな動物でも、食べなければ生きていくことはできません。私たちも、毎日いろいろな生き物の命をいただいて、体に必要な栄養をとっています。今回の展示では、私たちが丈夫な体を作り、健康に生きていくために欠かすことのできない食べ物について、考えてみたいと思います。おいしそうな食べ物が出てくるおはなしや、料理やスイーツ作りを楽しむ本、地域の食べ物についてなども紹介します。

展示関連情報

おいしいものが出てくるおはなし

『エディのごちそうづくり』

サラ・ガーランド/さく まきふみえ/やく 福音館書店
今日が、おじいちゃんの誕生パーティーだということを忘れていたママは大慌て。パーティーの開始時間まで、あと4時間しかありません。エディーと妹のリリーもママのお手伝いです。でも、いったい何から始めればいいのでしょう。時間までにごちそうはできあがるのでしょうか。

『ゼラルダと人喰い鬼』

トミー・ウンゲラー/さく たむらりゅういち/やく あそうくみ/やく 評論社
料理の上手なゼラルダは、ある日、町へ行く途中で人喰い鬼と出会います。でも、あまりにもお腹がすいていた鬼は、その場で倒れてしまいます。心優しいゼラルダは、鬼のために料理をしてあげます。ゼラルダの作る料理は、どれもこれも頬っぺたがおちそうなほどおいしいものばかり。

『しょうたとなっとう』

星川ひろ子/写真・文 星川治雄/写真・文 小泉武夫/原案・監修 ポプラ社
夏のはじめ、しょうたはおじいちゃんと、畑に大豆の種をまきました。芽がでて、かわいい花が咲き、小さなさやがどんどん大きくなって、おいしいえだまめができました。秋の終わりには大豆がたくさんとれ、おじいちゃんは、大豆のとっておきの変身を見せてくれました。

『きょうのごはん』

加藤休ミ/作 偕成社

『ジャイアントジャムサンド』

ジョン・ヴァーノン・ロード/ぶん・え  安西徹雄/やく アリス館

『おおきなおおきなおいも』

赤羽末吉/さく・え 福音館書店

自分で作ってでみよう

『かんたんなものから作ってみよう はなはなみんみの料理とおやつ1』

Zero株式会社ユズ編集工房/編 リブリオ出版
ごはんが炊けたら、ふっくらごはんに野菜を混ぜたり、海のおいしいものを混ぜてみたり。ミキサーで2つのものを混ぜれば、はい、ドリンクだってスイーツだってできちゃいます。火を使わなくても、包丁をにぎらなくても、おいしい料理やスイーツが作れます。

『ばばばあちゃんのなぞなぞりょうりえほん むしぱんのまき』

さとうわきこ/作 福音館書店
ばばばあちゃんと子どもたちが、なぞなぞをしながら、いろんなむしパン作りをします。デザートには、サイダーかんてんまで作れてしまう、楽しい料理絵本です。

『野菜で食育!おいしいスイーツ3 秋野菜でつくるお菓子』

柿沢安耶/監修・著 岩崎書店
秋は夏の疲れをいやし、寒い冬に備える時期です。豊かな実りをむかえ、おいしくなった食材で、いろいろなお菓子作りにトライしてみてください。

『料理しなんしょ コッペとオサジのおいしい12か月』

まるもとただゆき/作 こがしわかおり/絵 偕成社

『わかったさんのこんがりおやつ』

寺村輝夫/原文 永井郁子/企画・構成・絵 あかね書房

旬の食べ物

『旬ってなに? 秋 季節の食べもの』

汐文社
旬とは、その食べ物がたくさんとれて、もっともおいしくなる時期のことです。旬の食材は、栄養素も多く含んでいるといいます。現在では一年中、好きな野菜や果物、魚介類も食べられるようになりましたが、旬の食材を知って、ぜひ、積極的に口にしたいですね。

『おだんご先生のおいしい! 手づくり和菓子 秋』

芝崎本実/著 二木ちかこ/絵 童心社

『たべられるきのみ』

菅原久夫/文 高森登志夫/絵 福音館書店

感謝しよう

食べ物は、自分の命を、私たちに分けてくれているのです

『たべもののたび』

かこさとし/作 童心社
口から入った食べ物が消化され、どのように栄養として体に取り込まれていくのかが描かれている絵本です。よく噛むことの大切さや、排泄までの体の中での食べ物の変化の様子を、イメージしやすく伝えてくれます。

『女子栄養大学栄養クリニックのこども栄養素えほん』(全3巻)

日本図書センター
私たちの体は、自分が食べたものからできています。ですから、栄養素を知り、そのバランスを考えて食べることが大切になります。でも、バランスを考えるといっても、どうしたらいいのでしょう?難しそうだけれど、意外に簡単なのかもしれません。好き嫌いをしない、野菜もたべる、おやつを食べすぎないといった、ちょっとした心がけが大切だということも説明してくれています。

『目で見る栄養 食べ物が作るわたしたちの体』

ドーリング・キンダースリー/編 大塚道子/訳 さ・え・ら書房

『食べているのは生きものだ』

森枝卓士/文・写真 福音館書店

『うちは精肉店』

本橋成一/写真と文 農山漁村文化協会

和食・郷土料理を知ろう

住むところと深くかかわっている食べ物

『世界遺産になった食文化8 日本人の伝統的な食文化和食』

こどもくらぶ/編 WAVE出版
2013(平成25)年に和食が、「和食 日本人の伝統的な食文化」としてユネスコの無形文化遺産に登録されました。栄養バランスにすぐれていてヘルシーなことから、長寿につながるとして、海外でも人気の和食です。
みなさんも実際に、ごはんを炊いたり、汁物を用意したり、好きなおかずを煮たり焼いたり茹でたりして作ってみましょう。

『郷土料理』

ポプラ社
都道府県別に、伝統的な食材や名物料理が取り上げられています。
千葉県を代表する作物「落花生」、収穫量は全国一です。特産の落花生を、渋皮のついたまま炒って、味噌と砂糖をからめて作った落花生味噌は、保存が効きご飯によく合います。
太巻きずしは、人が集まるときに、作られてきた伝統食です。野菜や卵などを上手に組み合わせて模様を作り、切り口を華やかに見せます。ノリの生産量が豊富な千葉県では、古くから太巻き寿司を作る習慣がありました。今でも、行事には欠かせない料理です。

『ふるさとおもしろ食べもの百科第2巻 まるごとわかる 南関東・甲信越・北陸』

日本図書センター
各地の食に関する文化について解説しています。
鉄砲漬けは、成田市の有名な漬物です。夏にとれる瓜を使って作ります。瓜の中には、シソの葉を巻いたトウガラシが入っています。瓜を鉄砲の筒、トウガラシを弾に見立てたことから、その名が付けられています。歯ごたえと、ピリリとした辛味が特徴です。
栗ようかんは、明治時代、成田山新勝寺で出されていた精進料理をヒントに考案されたといわれています。今でも、贈り物やお土産として、とても人気があります。