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2018年度展示情報一覧
明治 ‐その時代を切り拓いた人々と花開いた文化‐

明治 ‐その時代を切り拓いた人々と花開いた文化‐

最終更新日 2018年08月31日
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展示期間 : 07月から08月

展示場所 : 本館一般展示


展示ポスター
今から150年前、日本は大きな転換期を迎えました。約300年続いた江戸幕府が幕を閉じ、新しい時代が始まったのです。今年2018(平成30)年は、明治時代が始まった1868(慶応4)年から150年の年に当たります。

幕末から明治にかけて、多くの人々が、新しい時代をつくるために奔走しました。約200年続いた鎖国の時代は終わりを告げ、日本は開国し、華やかな西洋の文化が次々と入ってきました。また、諸外国を手本とし、憲法等の法整備も行われました。明治維新や文明開化は、日本が近代国民国家へと成長する大きな契機となりました。

今回の展示では、明治維新や、明治の文化に関する資料を集めました。平成も終わりに近づき、来年には新しい元号に変わります。150年前、時代の転換期を生きた人々の生き方や、生み出された文化に触れてみませんか。

展示関連情報

幕末・明治維新

幕末や明治維新に関しては、様々な視点で多くの本が出版されています。今回は、幕末・明治維新を知るきっかけとなるような資料を集めてみました。

『1868 明治が始まった年への旅』

加来耕三/著 時事通信出版局 2018年
明治が始まった年は、どんな年だったのでしょうか。当時の人々の話を聞き書きした『戊辰物語』など、この頃の生活を知る資料は意外にも多く残されています。この本では、それらの文献を参考に明治初年の出来事を月ごとに事細かく記しています。毎日の天気や流行した食べ物など、当時の人々の生活がより身近に感じられ、まるで明治時代にタイムスリップしたかのような気分を味わうことができます。

『幕末歌集 志士たちの墓碑銘』

島政大/著 アートデイズ 2012年
幕末を生きた人々は、どんな想いを抱いていたのでしょうか。その心情を知る手がかりとして、当時の人々が詠んだ和歌を鑑賞してみるのもいいかもしれません。自らの志を和歌に残した志士は少なくありません。この本には、吉田松陰や西郷隆盛といった志士だけでなく、孝明天皇や徳川慶喜の歌なども掲載されています。

『女たちの明治維新』

鈴木由紀子/著 日本放送出版協会 2010年
明治維新に活躍したのは男性だけではありません。激動の時代をたくましく生き抜いた女性の姿もありました。新島八重をはじめ、様々な分野で活躍した明治維新期の女性たちの生き様を取り上げた本です。

『オールカラーでわかりやすい!幕末・明治維新』

永濱眞理子/著 西東社 2014年
幕末の動乱から明治時代の幕開けまでの出来事をオールカラーでわかりやすくまとめています。幕末から明治の流れをおさらいしたい人におすすめの1冊です。各ページの下にはテーマごとにおすすめの本が紹介されていて、テーマについて知識を深めたいときに役立ちます。

『幕末の名著檄文総解説』

北影雄幸/著 自由国民社 2014年
明治維新を動かした尊皇攘夷の思想はいかにして生まれたのか、幕末の書物から解析しようとする本です。坂本龍馬の『船中八策』、吉田松陰の『留魂録』など、幕末に著された名著55冊、そして10の名句格言を解説しています。その書物が著された背景や、内容、もたらした影響などが記されています。日本を変えようとした人々の熱い想いが本書を通じて伝わってきます。

『幕末・明治維新さんぽ』

交通新聞社 2018年
この本では、幕末の偉人ゆかりの街を取り上げ、見どころやグルメ、お土産などを紹介しています。偉人の子孫の方のインタビューも掲載されています。今年の夏は、明治維新さんぽに出かけて、当時に想いを馳せてみませんか。

『明治維新』

遠山茂樹/著 岩波書店

『幕末・維新全藩事典 歴史ハンドブック』

人文社編集部/編 人文社 2011年

『西郷どん!』

林真理子/著 KADOKAWA 2017年

『<漢詩から読み解く>西郷隆盛のこころ』

諏訪原研/著 大修館書店 2017年

明治天皇・昭憲皇太后

1868(慶応3)年、王政復古の大号令により、天皇を中心とする新政府が樹立されました。明治天皇は当時17歳。激動の時代の指導者である明治天皇と、皇后として明治天皇を支えた昭憲皇太后に関する本を紹介します。

『明治天皇のご生涯 絵画と聖蹟でたどる』

打越孝明/著 新人物往来社 2012年
明治天皇の生涯を、明治神宮・聖徳記念絵画館所蔵の絵と、聖蹟で辿ります。フルカラーで1ページに大きく掲載された絵は、当時の雰囲気を感じることができます。

『エピソードでつづる昭憲皇太后』

出雲井晶/著 錦正社 2001年
平易な言葉で読みやすく書かれた昭憲皇太后の生涯についての本です。宮中の雅な生活の様子も知ることができます。昭憲皇太后は日本赤十字の設立や、女子教育についても関心を寄せていました。国際赤十字の基金である昭憲皇太后基金は、世界中の福祉活動に充てられています。

『明治神宮「伝統」を創った大プロジェクト』

今泉宜子/著 新潮社 2013年
明治天皇と昭憲皇太后を祀る明治神宮。現在、年間約1,000万人の参拝者が訪れています。「近代日本を象徴する明治天皇の神社」とはいかにあるべきか。明治神宮造営の歴史を縦軸に、「空前絶後」の神社づくりに没頭した人々の群像劇を横軸として構成されています。

『明治天皇』

ドナルド・キーン/著 新潮社

『明治天皇の皇后昭憲皇太后のご生涯』

打越孝明/著 KADOKAWA 2014年

『華ひらく皇室文化‐明治宮廷を彩る技と美‐』

小松大秀/監修 青幻舎 2018年
2018(平成30)年から2019(平成31)年まで開催される「華ひらく皇室文化展」の図録です。明治天皇が愛した工芸品、美術品や晩餐会等で使用された食器や家具をはじめ、昭憲皇太后や皇室ゆかりの方たちの豪華なドレスや着物などの衣装まで、当時の宮廷を彩った様々な品が紹介されています。

明治150年記念 華ひらく皇室文化展別ウインドウで表示する

「華ひらく皇室文化展」の公式ホームページです。

明治の建築・風景

明治時代に建築された洋館や和洋折衷の建物、またそれらによって作られた独特の風景も一緒に紹介します。

洋館・お屋敷

『歴史遺産日本の洋館 明治編』(全2巻)

藤森照信/文 増田彰久/写真 講談社 2002年
明治以後、日本では数多くの邸宅が建築されました。宮家にはじまり、様々な有力者たちが家造りに励み、個性溢れるスケールの大きな洋館、和館の邸宅を築きました。財と技術を惜しみなく注いで造られたこれらの邸宅は、和と洋の絶妙な融合から成り、独特の雰囲気を醸し出しています。しかし、戦後は特権的とみなされたこれらの邸宅は、次第に取り壊されてしまいます。全国各地に残る、今では再現することの難しい数少ない本格的な洋館・和館の数々の写真を収めた貴重な写真集です。同著者の『失われた近代建築』(全2巻)もお薦めです。

『失われた近代建築』(全2巻)

増田彰久/写真 藤森照信/文 講談社

『明治の建築』

桐敷真次郎/著 本の友社 2001年

『明治の西洋館 写真集』

増田彰久/著 日本図書センター 2014年

『明治・大正・昭和西洋館&異人館 ビジュアル資料』

伊藤隆之/著 グラフィック社 2012年

『棟梁たちの西洋館 文明開化の夢とかたち』

増田彰久/著 中央公論新社 2004年

『日本の西洋建築 明治・大正・昭和の息づかいを今に伝える 』

藤森照信/監修 丸山もとこ/監修 学研パブリッシング 2011年

『明治の皇室建築 国家が求めた<和風>像』

小沢朝江/著 吉川弘文館 2008年

『洋館』

高井潔/著 西田雅嗣/校閲 光村推古書院 2001年

『西洋館 明治・大正の建築散歩』

中村哲夫/著 淡交社 2000年

『近代名建築で食事でも』

稲葉なおと/著 白夜書房 2007年

『お屋敷拝見』

内田青蔵/文 小野吉彦/写真 河出書房新社 2017年

『お屋敷散歩』

内田青蔵/文 小野吉彦/写真 河出書房新社 2011年

学校

『明治の学舎』

中村哲夫/編 小学館 1997年
北は北海道から南は熊本まで、全国各地に今なお残る明治の学舎を紹介しています。当時の人々が木、瓦、煉瓦など和と洋の様々な材料を駆使して建てたそれらの勇壮な姿は、とても印象的なものばかりです。千葉県では、長嶋茂雄の出身校としても有名な佐倉高等学校(国登録有形文化財)、房総風土記の丘に移築された旧学習院初等科正堂(国重要文化財)が紹介されています。

『温もりの学舎 木造建築の美を訪ねて』

中島清治/著 国書刊行会 2007年

『レトロ・モダン学校のたてもの マンガイラスト資料集』

伊藤隆之/写真・著 椎名見早子/作画 吹/イラスト 廣済堂出版 2017年

『日本の美しい小学校』

山崎鯛介/著 小林正泰/著 立花美緒/著 エクスナレッジ 2016年

風景

『絵で見る明治の東京』

穂積和夫/絵と文 草思社 2010年
明治時代の東京は、急速に進んだ文明開化によって、江戸趣味と欧風文化が混在していました。その当時の建築物をはじめとして、人々の様子や風景を沢山のイラストで見ることができます。

『東京100年散歩 明治と今の定点写真』

鷹野晃/著 海竜社 2015年
国立国会図書館が製作した電子展示会「写真の中の明治・大正」で、国立国会図書館所蔵の明治時代に刊行された写真帳(国立国会図書館デジタルコレクション)が公開されています。写真に写っている場所が現在どのように変化しているかを比較した写真集です。

国立国会図書館 電子展示会一覧別ウインドウで表示する

国立国会図書館の電子資料からユニークな資料を中心に、わかりやすい解説を加え、電子展示会として紹介しています。

電子展示会「写真の中の明治・大正」別ウインドウで表示する

明治・大正の雰囲気を感じとることのできる写真集などを紹介しています。

写真の中の明治・大正 掲載資料リスト別ウインドウで表示する

国立国会図書館デジタルコレクションで公開されているデジタル資料を閲覧することができます。

明治の文学・文豪

今なおその作品が高く評価されている明治時代の文学や、文豪たちの素顔を知ることができる本を集めてみました。

文学散歩

『東京文学探訪 明治を見る、歩く』(全2巻)

井上謙/著 日本放送出版協会 2002年
作品の中でしか触れられないと思いがちな文学を、目、耳、肌で身近に感じることができ、心が豊かになる「文学探訪」で、東京に残る沢山の「明治」に触れてみませんか。

『文豪聖地さんぽ』

一迅社 2016年
明治期から昭和初期にかけて活躍した文豪の愛した味、宿や文豪ゆかりの地をたくさんの写真とともに紹介しています。

『東京文学散歩 名作の舞台と文豪ゆかりの地をめぐる』

神保町文学散歩倶楽部/著 メイツ出版 2010年

文豪たち

『文豪の素顔 写真で見る人間相関図』

高橋敏夫/監修 田村景子/監修 エクスナレッジ 2015年
明治時代から大正、昭和初期にかけての31名の文豪を、数多くの写真や人間関係相関図や自筆原稿、肖像画など様々な資料を掲載し紹介しています。友人たちから見た文豪について書かれているのは、とても興味深いです。

『文豪と暮らし 彼らが愛した物・食・場所』

開発社/編 創藝社 2017年
文豪たちの日常生活に目を向けてみると、文豪達の素顔が見えてくるかもしれません。本書では、文豪たちが日常的に好んだ食べ物、日用品、好きだった場所などを紹介しています。

『文豪たちの大喧嘩 鷗外・逍遙・樗牛』

谷沢永一/著 新潮社 2003年

『文豪の家』

高橋敏夫/監修 田村景子/監修 エクスナレッジ 2013年

『実践文豪の日本語』

齋藤孝/著 角川書店 2007年

小説・詩歌

『明治の探偵小説』

伊藤秀雄/著 晶文社 1986年

『明治・大正・昭和の女流文学』

板垣直子/著 桜楓社 1979年

『明治の古典10 明治の詩歌』

谷川俊太郎/編 学研 1982年

夏目漱石

『漱石の夏休み 房総紀行 木屑録』

高島俊男/著 朔北社
『木屑録』は、漱石が、同級生の正岡子規に漢文の腕前を見せるために書いた漢文紀行文です。本文は全て漢文で書かれていますが、本書では分かりやすく口語訳しています。巻末には、漱石の自筆稿本写真版と漢文活字版が掲載されています。

『漱石の夏休み帳 房総紀行『木屑録』』

関宏夫/著 崙書房出版 2009年

『夏目漱石博物館 絵で読む漱石の明治』

石崎等/著 中山繁信/著 彰国社 2016年
明治時代の文豪で、今なお多くの人にその作品が愛されている夏目漱石。多くの資料をもとに、漱石が暮らした家、作品が生まれた場所などを、様々な手法でイラスト化しています。

関連リンク

明治150年に関連するサイトのリンクです。

「明治150年」ポータルサイト別ウインドウで表示する

内閣官房「明治150年」関連施策推進室のページです。

国立公文書館 明治150年関連施策別ウインドウで表示する

明治に関するデジタル展示等、全国の公文書館等が保存する主な明治期公文書等を紹介しています。