資料を探す

本・雑誌・音楽・映像を探す。情報の調べ方を知る。

ホーム
展示・イベント
展示情報(本館)
2017年度展示情報一覧
宝石‐自然が生み出した美しいものたち‐

宝石‐自然が生み出した美しいものたち‐

最終更新日 2018年01月05日

展示期間 : 11月から12月

展示場所 : 本館児童展示


展示ポスター
「宝石」と聞いて、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。美しい色や輝き?それとも、石としての性質や採掘方法?もしかしたら、価値や価格が気になる!という人もいるかもしれません。
そもそも、宝石と呼ばれているものは、ほとんどが鉱物です。鉱物というのは、自然界の固体で、原子が整然と並んでいる結晶のことです。食べることのできる岩塩も、実は鉱物の1つです。地球上には4300種類もの鉱物があると言われていますが、その中で宝石とされるのはごくわずかしかありません。
宝石として認められるには、美しいことも重要です。それにちなんで石以外の美しいものを宝石にたとえることがあります。例えば、ウミウシは色とりどりの美しい模様から「海の宝石」と呼ばれていますし、カワセミは身体の青色の美しさから「青い宝石」や「渓流の宝石」などと呼ばれています。カワセミは宝石のヒスイと同じ「翡翠」という漢字を当てることもあります。他にも、蝶やトンボなどの生き物の中にも宝石と見まごうばかりの輝きを持っているものもいます。
今回の展示では「宝石」をキーワードに、絵本や物語、図鑑だけでなく、宝石のように美しいものたちの本を集めました。

展示関連情報

宝石の図鑑・でき方・探し方

『世界一楽しい遊べる鉱物図鑑』

さとうかよこ/著 東京書店
宝石鉱物、鉱石鉱物、色や形が面白い鉱物など、125種類の美しい鉱物が写真で紹介されています。それだけでなく鉱物を割ったり、磨いたり、なんと人工結晶を作る実験まで載っていますよ。

『ずかん宝石 見ながら学習調べてなっとく』

飯田孝一/監修 川嶋隆義/写真 技術評論社
「宝石って、何だろう?」という疑問から、宝石の生まれる場所や宝石の分類などを小中学生向けに説明しています。第2章の「宝石ずかん」では、たくさんの宝石を豊富な写真で紹介し、宝石にまつわる逸話やこぼれ話も載っています。

『岩石と鉱物 読む宝石!』

ダン・グリーン/文 サイモン・バシャー/絵 坂口美佳子/訳 玉川大学出版部
「堆積岩」「元素鉱物」「化石」など、8つのグループに分けて岩石と鉱物をイラストで紹介・解説した1冊です。ダイヤモンドは「目が覚めるようなイケメンで、みんな10億歳以上」、閃緑岩は「黒っぽいまだら模様のタフガイ」、オパールは「カラフルないたずらっ子」など、それぞれの特徴が簡単に書かれています。

『鉱物と宝石 でき方や性質をさぐろう!』

松原聰/監修 PHP研究所
鉱物は陶磁器などの原料になったり、取り出された金属を機械や半導体の材料に使用したり、私たちの生活になくてはならないものです。紫外線などを当てるとあやしく光る鉱物や絵の具に使われた鉱物、星座石・誕生石などを取り上げて解説しています。

『水晶さがしにいこう ひけつとこころえ』

関屋敏隆/作 童心社
あきおの家には水晶がたくさんあります。おじいさんは水晶とり65年の大ベテラン、お父さんも25年のベテランです。そして、あきおが水晶とり3年目・水晶マニアの3代目です。今日は、久しぶりに3人一緒に山へ水晶をとりに向かいます。
水晶探しは宝物探しと似ていて、なかなか見つからないから面白い!この本を読んで、あなたも水晶を探しに行ってみませんか。

宝石の登場するお話

『フルリーナと山の鳥』

ゼリーナ・ヘンツ/文 アロワ・カリジェ/絵 大塚勇三/訳 岩波書店
スイスの山の中の小さな村に、フルリーナという女の子が住んでいました。夏が来ると村の家にさよならをして、家族と一緒に山の小屋に出かけていきます。フルリーナは山で見つけた小さな鳥を大切に育てていましたが、とうとうある日、成長した鳥を山へ帰す決心をしました。

『みずうみのたから』

イワン・ガンチェフ/作 三木卓/訳 講談社
高い山々に囲まれた谷底には「つきのみずうみ」と呼ばれる場所がありました。その湖には時々お月さまがやってきて、水浴びをします。そして、お月さまが体をふるって雫を跳ね飛ばすと、雫は宝石や金銀の粒になって岸に降り積もるのです。「つきのみずうみ」への行き方を知っているのは世界中でただひとり、ペーターのおじいさんだけでした。

『海へさがしに』

デブラ・フレイジャー/さく 井上荒野/やく 福音館書店
ママは「海は願いを聞いてくれるのだ」と言います。お願いしてから探してみると、ほしい物が見つかるのだそうです。あたしが「宝石がほしい」と言ったら、海は願いを叶えてくれました。海で見つけた宝石は、すべすべ・ぴかぴかになったガラスのかけら!他にも、浜辺では色々なものが見つかります。ペリカンの羽や遠い国の木の靴、瓶に入った手紙に大昔の船のかけらまで。家に持って帰ったひとつひとつが大事な宝物です。

『ムーミン谷のふしぎな夏』

トーベ・ヤンソン/原作・絵 岡村美恵子/構成・文 講談社
夏の始めの日に海に遊びに行ったムーミンたちは、その夜スナフキンから「ルビーの王さま」という世界一大きくて素晴らしい宝石の話を聞きました。ところがその宝石を巡って、ムーミンたちのところへ次々とおかしな生き物たちがやってくるようになったのです。

『夏休みに、翡翠をさがした』

岡田依世子/作 岡本順/絵 アリス館
玉江の住んでいる町は、翡翠(ひすい)の原石がとれることで知られています。そして、玉江のおじいちゃんは翡翠取りの名人でした。小学校生活最後の夏休みに、玉江といとこの哲平、転校生の信彦は、おじいちゃんの残した掛け軸を手がかりに3人で翡翠を探すことになりました。

『シャーロック・ホウムズまだらのひも』

コナン・ドイル/作 林克己/訳 岩波書店
皆さんご存知の名探偵シャーロック・ホームズが遭遇した事件の中には、宝石に関係するものがいくつもあります。この本に収録されている「青い紅玉」も、その中の1編です。
クリスマスの朝、シャーロック・ホームズのもとに届けられた1羽のガチョウと古ぼけた山高帽子。単なる落とし主探しかと思ったところが、ガチョウのお腹の中から青い紅玉が見つかったことで事態は急転します。何しろこの青い紅玉は、数日前にモーカー伯爵夫人の宝石箱から盗み出されたこの世に2つとない代物です。ホームズは、なぜ宝石がガチョウのお腹の中から見つかるに至ったのか、謎解きを始めます。

これも宝石?

『ウミウシの大研究 「海の宝石」とよばれる生き物』

濱谷巖/監修 PHP研究所
ウミウシは、すみかとする場所や食べ物も様々で、まだ見つかっていない種もたくさんいると考えられている不思議がいっぱいの生き物です。
「ウミウシ」という名前は、頭に生えている2本の触覚を牛の角にたとえて命名されました。このほかに、ナメクジのようなやわらかい体と花びらのようなエラが、多くのウミウシに共通する特徴です。
紫色が美しい「シンデレラウミウシ」やお菓子にちなんで名づけられた「コンペイトウウミウシ」など、ウミウシは世界の海に3000以上の種が生きているといわれています。

『ウミウシ』

中野理枝/文 豊田直之/写真 福音館書店
見た目からは想像しにくいですが、ウミウシは巻貝の仲間です。進化の中で、自由に動き回れるように貝がらを小さくしたり、ぬぎ捨てたりしたので、今ではほとんどのウミウシは貝がらを持っていません。
貝がらで体を守っていなくても、ウミウシには敵から自分の身を守るための方法があるのです。その方法とは、いったいどのようなものなのでしょうか。

『カワセミ 青い鳥見つけた』

嶋田忠/文・写真 新日本出版社
カワセミは「青い宝石」とも呼ばれるとても美しい鳥です。その羽の色は時間帯やお天気など光の変化で違って見え、コバルトブルーのようでもあり、エメラルドグリーンのようでもあります。また、カワセミは魚とりがとても上手な鳥でもあります。1秒にも満たないわずかな時間で、水の中に飛び込んで魚を捕らえて再び飛び立ちます。この本では、水の中でカワセミが魚を捕まえる瞬間や翼で水面を叩いて飛び立つ様子が、鮮明な写真で紹介されています。

『ハムシハンドブック 葉上の宝石』

尾園暁/著 文一総合出版
「ハムシ」を漢字で書くと「葉虫」。ハムシというのは、主に葉っぱを食べる虫の総称です。金属光沢があったり、琥珀のような濃淡があったりと美しいものも多いのですが、あまり知られていません。その理由は、とても小さいから。この本には、ハムシの小ささがわかる実物大写真と、美しさのわかる拡大写真、簡単な紹介が載っています。ハムシを見つけたら、ぜひこの図鑑で名前や種類を調べてみてください。

『空とぶ宝石 トンボ』

今森光彦/文・写真 福音館書店
青・黄・緑。トンボの目玉はまるで宝石のようです。でも、トンボが飛ぶスピードはとても速いので、普段はなかなかじっくりと見ることができません。この本ならば、いつでも写真でトンボの目玉を鑑賞することができますよ。恐竜よりも昔から地球にいたトンボについて、よく知ることができる本です。

『かがやく昆虫のひみつ』

中瀬悠太/著・写真 内村尚志/絵 野村周平/監修 ポプラ社
本を開くと「こんなにキレイな昆虫が本当にいるんだ!」と驚かされます。昆虫がかがやく秘密に科学的に迫った1冊で、角度によって色が変わる金属光沢や模様のある部分を超拡大写真で見ることができます。紹介されているほとんどが外国の昆虫ですが、日本に生息するものとして「玉虫厨子」で有名なヤマトタマムシが載っています。

『塩 海からきた宝石』

片平孝/著 あかね書房
どのお家にもある塩。この塩のひと粒ひと粒を、よく観察してみたことはありますか?虫めがねなどで拡大してみると、塩の粒は宝石のような結晶であることがわかります。塩は世界のいろいろな場所で、いろいろな方法で作られていますが、調べてみるとどの塩も四角い形をしています。あなたのお家にある塩を溶かした水からも、塩の結晶を作ることができますよ。この本を参考に、塩の結晶を育ててみませんか。

『ガラス砂の宝石』

井上暁子/文 池田尊彦/ほか写真 西山晶/絵 福音館書店
川原などで拾える白い石を砕いたけい砂にソーダや石灰などを混ぜて高温で熱すると、ガラスができます。鉄や銅を加えると色のついたガラスを作ることができ、鉛を加えるとクリスタルガラスという、宝石のようにキラキラと輝くガラスを作ることもできるのです。ガラスは美しい反面壊れやすいですが、割れてしまったガラスは溶かしてまた利用することができます。火を使うことを覚えた人間だけが手に入れた、ガラス加工の技術と歴史がわかる本です。