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2017年度展示情報一覧
懐かしの玩具 ‐リカちゃん人形生誕50周年‐

懐かしの玩具 ‐リカちゃん人形生誕50周年‐

最終更新日 2017年09月01日

展示期間 : 07月から08月

展示場所 : 本館一般展示


展示ポスター
2017(平成29)年は「リカちゃん生誕50周年」です。1967(昭和42)年の発売以降、幅広い層で人気の着せ替え人形「リカちゃん」。時代に合わせて体型や表情を変化させながら現在に至るまで、ロングセラーの人形となっています。子どものころ、おしゃれなドレスを着せたりお化粧をして遊んだ人も多いのではないでしょうか。
私たちの生活の中にはたくさんの玩具があります。子どもの健康と幸せを願う心や美意識、風土を反映した郷土玩具から始まり、セルロイド人形やロボット、キャラクターグッズなど、新しい玩具が続々登場してきました。どれも、遊び道具としてだけでなくコレクションとしても親しまれています。
今回の展示では、リカちゃんを中心とする着せ替え人形や日本で発展した玩具についての資料を集めました。当時の文化や生活を振り返り、昔親しみ遊んだ玩具を楽しんでみてはいかがでしょうか。

展示関連情報

懐かしの玩具

日本で誕生した人形と玩具の種類や歴史についてまとめた本を集めました。

『おもちゃの昭和史』

佐藤安太/著 角川書店 2011年
ダッコちゃん、リカちゃん、チョロQ等のメガヒットを生み出したタカラ創業者・佐藤安太さん。タカラ退社後は教育界に第2の人生を求め、86歳で博士号を取得しました。戦火を生き延びた著者がおもちゃの昭和史を語ります。

『団塊世代の40年』

青井なつき/著 創成社 2009年
高度経済成長期にスポットをあて、団塊世代が経験した社会の出来事がまとめられています。著者が見て感じた、当時の流行や事件が記載されています。

『図説いま・むかしおもちゃ大博覧会』

兵庫県立歴史博物館/編 河出書房新社 2004年
江戸時代から現代までの玩具を取り上げて、日本のこども文化の歴史をたどります。懐かしさとともに、今の高度化した玩具の源泉をみる楽しみも感じられます。

『日本と世界おもしろ玩具図鑑』

日本玩具博物館/編 神戸新聞総合出版センター 2017年
日本玩具博物館所蔵の中から、各地の郷土玩具や江戸・近代の玩具、世界の玩具がテーマごとにまとめられ、写真と簡単な解説が付されています。地域色や時代を捉えた玩具の多様さを楽しめる1冊です。

リカちゃん生誕50周年‐リカちゃんとともに‐

リカちゃんが大好きな作者たちが綴る、リカちゃんの魅力満載の本を紹介します。

『リカちゃん生まれます』

小島康宏/著 創美社 2009年
初代開発担当者が明かすリカちゃん人形誕生物語。当時のおもちゃ業界の様子、新しい人形を生み出す過程や発売後の展開が、開発ノートやリーフレット等の資料写真とともに紹介されています。

『リカちゃんの秘密』

ジャパド/編 ブレーン出版 1995年
リカちゃん誕生秘話から家族構成、学校生活等リカちゃんに関する情報が満載です。この本を読めば、あなたもリカちゃん通になれるかもしれません。

『私のリカちゃん』

山田邦子/著 集英社 1994年
タレントとしても小説家としても活躍する山田邦子さん。リカちゃん人形とともに成長してきた著者が、リカちゃんへの愛情を綴るエッセイです。

『Licca's Tweet』

香山リカ/著 宝島社 2015年
リカちゃん公式twitterからまとめられたツイート集。日常のつぶやきのほか、おしゃれなファッションアレンジやお悩み相談への答えを読むと、リカちゃんがもっと身近な存在に感じられます。

私だけの玩具・人形づくりの本

自分好みの人形や着せ替え衣装を手づくりしたり、ミニチュアの世界で憧れの空間を楽しんだりしてみませんか。

『ハンカチでつくる!リカちゃんお洋服BOOK』

荒木さわ子/著 主婦の友インフォス 2016年
かわいいウェディングドレスやワンピースの作り方が写真解説、型紙付きで紹介されています。特別な生地を使わず、手縫いとボンドで気軽にオリジナル衣装を作ってみませんか。

『米山マリの手作りの人形』

米山マリ/著 主婦の友社 2015年
人形作家兼刺繍作家の著者が、手作り人形作成の手順を初心者でもわかりやすく書いています。著者が愛情と時間を注いだ1冊です。

『フェルト一枚で作るおとぎの国のきせかえ人形』

福元淑子・高崎陽子/著 幻冬舎ルネッサンス 2011年
絵本に登場するキャラクターを主人公に、着せ替え小物や洋服が作れる型紙一体型の本です。見ているだけで絵本の世界が広がり、オリジナル人形作りに役立つ本です。

『ドールズハウス』

新美康明/著 新樹社 2012年
建物や家具、調度品等をミニチュア化したドールズハウス。収集家でもある著者が、世界のコレクションやルーツ、作家を取り上げてその魅力を紹介します。

人形にまつわる小説・エッセイ

人形や玩具を題材にして綴られた小説やエッセイの本を集めました。

『たまさか人形堂物語』

津原泰水/著 文藝春秋 2009年

『りかさん』

梨木香歩/著 新潮文庫 2003年

『ぽろぽろドール』

豊島ミホ/著 幻冬舎 2007年

『人形になる』

矢口敦子/著 中央公論社 1998年

『コッペリア』

加納朋子/著 講談社 2003年

『悠々おもちゃライフ』

森博嗣/著 講談社 2007年

『ピノッキオの冒険』

カルロ・コッローディ/著 光文社 2016年

『人形の家』

ルーマー・ゴッデン/作 岩波書店

『クマのプーさん』

A.A.ミルン/作 岩波書店