春のおくりもの
最終更新日 2017年05月25日
展示期間 : 03月から04月
展示場所 : 本館児童展示
自然の生き物は、春の訪れをどのように感じとるのでしょう?
かわいらしい緑の顔がのぞいています
早春、ほかの植物に先がけて枯れ草の中に緑の姿をあらわすヨモギ、土手や空き地などに、かわいらしい頭を仲よく並べているツクシ。この、春を告げるツクシは「ツクシ誰の子、スギナの子…」といわれるようにスギナと同じ植物です。ほかにも次々と、あぜ道や林の落ち葉の間から、オオイヌノフグリやスミレなど、小さなみどりがたくさん芽生えてきます。こうした身近に見られる植物を、本を手にじっくり自然観察してみるのも、春の喜びのひとつではないでしょうか。
甲斐信枝/さく 福音館書店
冨成忠夫/写真 茂木透/写真 長新太/文 福音館書店
松尾洋子/写真 アリス館
松尾洋子/写真 アリス館
岩槻秀明/著 いかだ社
ごんもりなつこ/さく 福音館書店
古矢一穂/ぶん 高森登志夫/え 福音館書店
味わう楽しみも 若菜摘み
春の野山には、ヨモギやツクシのほかにも、食べられる野草がたくさんあります。ぜひ親子で、野趣あふれる春の味覚を堪能してみてはいかがでしょう。せり なずな はこべ ははこぐさ ほとけのざ たんぽぽ。
前田まゆみ/作 あすなろ書房
さとうわきこ/さく 福音館書店
いわさゆうこ/作 文化出版局
春の足音に耳をすませば 虫たち
ぽかぽか暖かくなってくると、虫たちの季節がはじまります。落ち葉の下ではダンゴムシが、咲き始めた花の近くにはチョウやハチが、テントウムシも、お日さまの光や風を感じながら、楽しそうに羽を輝かせています。そしていつの間にか、地面を見ればアリたちが忙しそうに歩きまわっています。
小田英智/構成・文 北添伸夫/写真 偕成社
『ドキドキいっぱい! 虫のくらし写真館 テントウムシ』(シリーズあり)
高家博成/監修 ポプラ社
長谷川哲雄/作 岩崎書店
小田英智/構成・文 北添伸夫/写真 偕成社
秋山亜由子/作 福音館書店
鳥たちのくらし
3月末になると、この辺りにも暖かい南の国からツバメが渡ってきて、家の軒下などに巣づくりをはじめます。毎年、ほぼ同じ場所にもどってきて卵を産み育てるのです。家の近くや公園で、あるいは水辺で出会った鳥たちのさえずりに耳を傾け、その様子を眺めてみて下さい。自然と野鳥に対する興味がわいてくるでしょう。
菅原光二/著 あかね書房
河本祥子/作 福音館書店
本若博次/文・写真 偕成社
菅原光二/写真 山下宜信/文 あかね書房
藪内正幸/ぶん・え 篠原栄太/もじ 福音館書店
春のよろこび 自然とふれあう
春の自然の中に身を置いていると、何だかワクワクしてきます。いつもより少し五感を働かせると、いろいろな春の楽しみ方がきっと見つかることでしょう。
岩藤しおい/著 いかだ社
長谷川哲雄/作 岩崎書店
かこさとし/著 復刊ドットコム
松戸市理科同好会ネイチャーグループ/著 丸善メイツ
春がテーマのおはなし
絵本
ルース・クラウス/ぶん マーク・シーモント/え きじまはじめ/やく 福音館書店
こいでやすこ/さく 福音館書店
シャーロット・ゾロトウ/文 ガース・ウィリアムズ/絵 おびかゆうこ/訳 徳間書店
にしまきかやこ/えとぶん こぐま社
あらしやまこうざぶろう/ぶん あんざいみずまる/え 福音館書店
ジビレ・フォン・オルファース/え ヘレン・ディーン・フィッシュ/ぶん いしいももこ/やく・へん 童話館出版
H.C.アンデルセン/さく エルサ・ベスコフ/え 石井登志子/やく フェリシモ
物語
マンロー・リーフ/おはなし ロバート・ローソン/え 光吉夏弥/やく 岩波書店
たかどのほうこ/作 理論社
あまんきみこ/作 北田卓史/絵 ポプラ社
富安陽子/著 降矢奈々/絵 あかね書房
ケネス・グレーアム/作 石井桃子/訳 岩波書店