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ともだちっていいな

最終更新日 2017年05月25日

展示期間 : 11月から12月

展示場所 : 本館児童展示


展示ポスター

友だちがいてくれるって、とてもすばらしいことですよね。でも、頭の中ではわかっていても、信頼できる友だちや仲間を作るのは、簡単にはいかないことも多いでしょう。自分の気持ちを上手く表現できない人だっています。
ところで、友だちというと人間同士だけではありません。動物と心を通わせ絆ができることもあります。ここで紹介するほかにも図書館には、すてきな友だちはもちろん、動物の友だちや不思議な友だちが登場する本などがたくさんあります。自分だったらどんな友だちがほしいですか?どんな友だちになりたいでしょう?
さあ、手にとってみてください。みなさんに、すばらしい友だちとの出合いがありますように!


展示関連情報

友だちになる

『コッコさんのともだち』

片山健/さく・え 福音館書店
コッコさんは保育園でいつも一人ぼっち。みんなと一緒に遊べません。ある日、先生が「ふたりずつ手をつなぎましょう」といいました。コッコさんは困りました。でも、よくみると、もう一人、もじもじしている子がいます。

『こんにちはといってごらん』

マージョリー・W.シャーマット/作 リリアン・ホーバン/絵 さがのやよい/訳 童話館出版
ねずみの女の子バネッサは、引っ込み思案で、なかなか友だちがつくれません。友だちを作るって、世界で一番おっかないことにちがいないと思っています。でも、お母さんに「こんにちは」って言えばいいんじゃないの?とアドバイスされ、バネッサは勇気を出して、学校で「こんにちは」を始めます。

『イップとヤネケ』

アニー・M.G.シュミット/作 フィープ・ヴェステンドルプ/絵 西村由美/訳 岩波書店
イップはオランダに住んでいる男の子。ある日、庭を歩いていると、生垣の向こうに何かが見えました。それは、越してきたばかりのお隣に住む、青い目をしたヤネケという名の女の子でした。それからふたりは、毎日、楽しいことを思いついて仲良く遊びます。

『きみなんかだいきらいさ』

ジャニス・メイ・ユードリー/ぶん モーリス・センダック/え こだまともこ/やく 富山房

すてきな友だち 不思議な友だち 動物の友だち

絵本

『ラチとらいおん』

マレーク・ベロニカ/ぶん・え とくながやすもと/やく 福音館書店
ラチは、とても弱虫な男の子でした。ところが、小さな赤いらいおんがやってきて、ラチは変わりました。らいおんがついていると思うと、なんだか怖くありません。

『ターちゃんとペリカン』

ドン・フリーマン/さく さいおんじさちこ/やく ほるぷ出版
ターちゃんは毎年、夏になると海の近くでキャンプをします。ターちゃんは新しい長ぐつをはいて、初めて釣りに出かけました。そこには、年をとったペリカンがいました。ペリカンは、ターちゃんに魚をとるところを見せてくれました。ところがその間に、ターちゃんの新しい長ぐつが波にさらわれてしまったのです。がっかりしながら帰るとちゅう、あのペリカンがターちゃんのほうにやってきました。ペリカンは、ターちゃんに何か言いたそうです。

『アルド わたしだけのひみつのともだち』

ジョン・バーニンガム/さく たにかわしゅんたろう/やく ほるぷ出版
わたしは、一人ですごすことが多いけれど、アルドという秘密の友だちがいます。アルドは他の人には見えません。でも、困った時にはいつでもきてくれる、私だけの特別な友だちです。

『アンディとらいおん』

ジェームズ・ドーハーティ/ぶんとえ むらおかはなこ/やく 福音館書店
アンディは図書館でライオンの本を借りました。そして、家に帰ると夢中でその本を読みました。アンディの頭の中はライオンのことでいっぱいです。すると、学校に行く途中で、なんと本物のライオンと出会ってしまいます。

『おおきくなりすぎたくま』

リンド・ワード/文・画 渡辺茂男/訳 ほるぷ出版
ジョニーは森の奥深くで、こぐまを見つけました。こぐまは、ジョニーと友だちになって、どんどん大きくなりました。ところがあまり大きくなりすぎて、近所の畑を荒らすようになってしまいました。困ったお父さんは、ジョニーに「くまを森に返さなければいけない」と言いました。

『わたしのろばベンジャミン』

ハンス・リマー/文 レナート・オスベック/写真 松岡享子/訳 こぐま社

『くまのコールテンくん』

ドン・フリーマン/さく まつおかきょうこ/やく 偕成社

『マドレーヌといぬ』

ルドウィッヒ・ベーメルマンス/作・画 瀬田貞二/訳 福音館書店

『ふわふわくんとアルフレッド』

ドロシー・マリノ/文・絵 石井桃子/訳 岩波書店

『ごきげんなライオン ともだちさがしに』

ルイーズ・ファティオ/文 ロジャー・デュボアザン/絵 今江祥智/訳 遠藤育枝/訳 BL出版

『ずーっとずっとだいすきだよ』

ハンス・ウィルヘルム/えとぶん 久山太市/やく 評論社

『スーホの白い馬』

大塚勇三/再話 赤羽末吉/画 福音館書店

『ティリーのねがい』

フェイス・ジェイクス/作 小林いづみ/訳 こぐま社

物語

『ふたりはいつも』

アーノルド・ローベル/作 三木卓/訳 文化出版局
かえるくんとがまくんは、かえるの種類は違うけれど、いつも一緒にすごします。そして、相手が悩んだり困ったりしている様子があると、心配になり何かをしてあげたくなります。お互いを思いやる、やさしい気持ちに満ちあふれているふたりです。ほかにも『ふたりはともだち』や『ふたりはいっしょ』など、シリーズであります。

『ごきげんいかが がちょうおくさん』

ミリアム・クラーク・ポター/さく まつおかきょうこ/やく こうもとさちこ/え 福音館書店
ある朝、がちょうおくさんの雨ぐつがなくなりました。おくさんは物入れのなかもベッドの下も、ベランダもさがしましたが、雨ぐつはありません。そこで、ぶたさんのうちに行きましたが、やっぱり雨ぐつはありませんでした。

『ルドルフとイッパイアッテナ』

斉藤洋/作 杉浦範茂/絵 講談社
ぼくはルドルフ、人間に飼われている猫。ある日ぼくは、魚屋さんに追いかけられて、見知らぬトラックに乗ってしまう。気がつくと、まったく知らない大きな町に来てしまった。そこで最初に出会ったのがイッパイアッテナだ。イッパイアッテナは、ぼくがこの町で生きていくために必要ないろんなことを教えてくれた。続編『ルドルフともだちひとりだち』『ルドルフといくねこくるねこ』『ルドルフとスノーホワイト』もおすすめです。

『がんばれヘンリーくん』

ベバリイ・クリアリー/著 松岡享子/訳 学習研究社
ヘンリーくんは小学3年生。どこにでもいる、ごくふつうの男の子です。ある日、町かどでやせこけた犬をひろい、こっそりバスにのせて家までつれて帰ろうとしましたが、途中で犬があばれだして大さわぎに・・・。それいらい、ヘンリーくんのまわりには、次つぎにゆかいな事件が起こります。

『やかまし村の子どもたち』

リンドグレーン/作 大塚勇三/訳 岩波書店
やかまし村には、7歳から9歳までの男の子が3人、女の子が3人暮らしています。この村には学校がないので、長い道のりを歩いて、お隣の村まで学校に通います。そして、夏休みには、男の子たちは秘密の小屋を作り、女の子たちも仲間に入って遊びます。

『シャーロットのおくりもの』

E.B.ホワイト/作 ガース・ウイリアムズ/絵 さくまゆみこ/訳 あすなろ書房
ハムにされてしまうと大騒ぎする子豚のウィルバー。一緒に納屋に住んでいる、賢くて美しい灰色クモのシャーロットは、友達のウィルバーを助けるために、毎日毎日、じっと考え続け、いいアイディアを思いつきます。そのアイディアとは?

『小さい牛追い』

マリー・ハムズン/作 石井桃子/訳 岩波書店
あるノルウェーの農場に、4人の子どもたちが、お父さん、お母さんといっしょにすんでいました。夏の間、一家は山の牧場で、村じゅうの牛やヤギたちをあずかることになっています。子どもたちは、山に牛追いに行くのをとても楽しみにしていました。続きのおはなし『牛追いの冬』もおすすめです。

『冒険者たち』

斎藤惇夫/作 藪内正幸/画 岩波書店
白いイタチが住みつき、ネズミたちが危険な目にあっている「夢みが島」に、町ねずみのガンバは、個性的な15匹の仲間と渡っていきます。その後、無謀ともいえるイタチたちとの戦いに、仲間と一緒に挑みます。

『トムは真夜中の庭で』

フィリパ・ピアス/作 高杉一郎/訳 岩波書店
トムは、弟がはしかにかかったので、アランおじさんのところにいきます。退屈で眠れないトムは、夜中の1時にホールの大時計が13時を打つのを聞き、月の光の中で裏庭へのドアを開けます。そこは、昼には存在しなかったはずの庭園と昔のお屋敷でした。トムはお屋敷の少女ハティと友だちになりますが・・・。

『二年間の休暇』

J・ベルヌ/作 朝倉剛/訳 福音館書店
1860年3月9日、太平洋で見習い水夫ひとりと14名の寄宿学校の生徒をのせた船が遭難し、無人島にたどりつきます。年齢も国籍も違う15人の子供たちは、対立しあいながらも、数々の困難をのりこえ、島での生活を続けていきます。『十五少年漂流記』の名で知られる、有名な冒険物語です

『プーのはちみつとり(シリーズあり)』

A.A.ミルン/ぶん E.L.シェパード/え 石井桃子/やく 岩波書店

『名馬キャリコ』

バージニア・リー・バートン/え・ぶん せたていじ/やく 岩波書店

『ツバメの歌』

レオ・ポリティ/文とえ 石井桃子/訳 アン・ノーラン・クラーク/文 レオ・ポリティ/え 岩波書店

『九月姫とウグイス』

サマセット・モーム/文 光吉夏弥/やく 武井武雄/え 岩波書店

『黒ねこのおきゃくさま』

ルース・エインズワース/作 荒このみ/訳 山内ふじ江/絵 福音館書店

『おともださにナリマ小』

たかどのほうこ/作 にしむらあつこ/絵 フレーベル館

『ちびドラゴンのおくりもの』

イリーナ・コルシュノフ/作 酒寄進一/訳 伊東寛/絵 国土社

『エーミールと探偵たち』

ケストナー/作 高橋健二/訳 岩波書店

『黒ねこの王子カーボネル』

バーバラ・スレイ/作 山本まつよ/訳 岩波書店

『ジム・ボタンの機関車大旅行』

ミヒャエル・エンデ/作 上田真而子/訳 岩波書店

『海のたまご』

ルーシー・M・ボストン/作 猪熊葉子/訳 岩波書店

『マリアンヌの夢』

キャサリン・ストー/作 猪熊葉子/訳 岩波書店

『ハイジ』

J・シュピーリ/作 矢川澄子/訳 パウル・ハイ/画 福音館書店

『魔女ジェニファとわたし』

E.L.カニグズバーグ/作 松永ふみ子/訳 岩波書店

『マーガレットとメイゾン(シリーズあり)』

ジャクリーン・ウッドソン/作 さくまゆみこ/訳 ポプラ社

『思い出のマーニー 上・下』

ジョーン・ロビンソン/作 松野正子/訳 岩波書店

『ぼくとジョージ』

E.L.カニグズバーグ/作 松永ふみ子/訳 岩波書店

『黒い兄弟 ジョルジョの長い旅』

リザ・テツナー/作 酒寄進一/訳 福武書店

『バッテリー(シリーズあり)』

あさのあつこ/作 佐藤真紀子/絵 教育画劇

『戦火の馬』

マイケル・モーパーゴ/著 佐藤見果夢/訳 評論社