子どもは絵本を読んでもらうのが大好きです。でも、いろいろな本がありすぎて、どんな本を読んだらいいか迷ってしまうことはありませんか?そんな時は是非お子さんと一緒に、図書館をご利用ください。「乗り物が大好き」「動物が好き」「昔話がいいな」などなど ・・・ 図書館では、親子で一緒に読むのに最適な絵本を紹介したり、一人ひとりにぴったりな本を探したり、とっておきの 1冊に出会うためのお手伝いをしています。今回は特に 2、3 歳のお子さんにおすすめの絵本を集めました。図書館では他にも、0、1 歳の赤ちゃん向けに「赤ちゃんも絵本が大好き」というブックリストをご用意しています。また、小学生向けのおすすめリストなどもあります。子どもの本のことで迷った時はどうぞお気軽にお尋ねください。
絵本が大好き -2、3歳-
最終更新日 2017年05月25日
石井桃子/さく 横内襄/え 福音館書店
小さな猫が、お母さんの見ていない間にひとりで外に出かけます。大丈夫かな?子猫は子どもに捕まりそうになったり、自動車にひかれそうになったり、犬に追われたり、さあ大変。子猫は無事に家に帰ることができるでしょうか。
グレタ・ヤヌス/作 ロジャー・デュボアザン/絵 こぐま社
テディちゃんは茶色のくまです。そのテディちゃんが持っているズボンやエプロン、椅子やテーブルなど、子どもにも身近なものをひとつひとつ紹介しています。単純な絵と繰り返しがテンポよく、子どもにもわかりやすい絵本です。
平山 和子/さく 福音館書店
"大根にキャベツ、トマトにほうれん草など、小さい子どもでも知っているおなじみの野菜が実物そっくりに描かれています。畑にある野菜を見ることができるのも楽しいです。
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ディック・ブルーナ/ぶんえ いしいももこ/やく 福音館書店
雪の中でうさこちゃんは、そりに乗ったり、スケートをしたり、雪だるまを作ったり、楽しく遊びました。お家がなくて寒くて泣いている小鳥を見つけたうさこちゃんは、かわいそうな小鳥のために、良いことを考えつきました。うさこちゃんシリーズの『うさこちゃんとどうぶつえん』『うさこちゃんとうみ』『うさこちゃんおばけになる』もおすすめです。
フィービ・ウォージントン/さく・え セルビ・ウォージントン/さく・え 福音館書店
くまさんは、朝早く起きて石炭袋をたくさん積んだ馬車に乗って、町に石炭を売りに行きます。沢山のお家をまわって、すっかり石炭がなくなると、くまさんは家に帰ってお茶を飲みます。単純なお話で、幼い子にもわかりやすい絵本です。くまさんが出てくるお話は、他にも『パンやのくまさん』『ゆうびんやのくまさん』『うえきやのくまさん』『ぼくじょうのくまさん』があります。どれもおすすめです。
A.トルストイ/再話 佐藤忠良/画 福音館書店
おじいさんがかぶの種を植えました。かぶはどんどん育って、とてつもなく大きくなりました。おじいさんはかぶを抜こうとしました。ところが、かぶは抜けません。そこで、おばあさん、孫、犬、猫、ねずみと次々に助けを呼んで大きなかぶを引っ張ります。おなじみの「うんとこしょ どっこいしょ」のかけ声がリズミカルで、くり返しが楽しいロシアの昔話です。
山本忠敬/さく 福音館書店
ブルドーザにショベルローダ、ダンプトラックにパワーショベルなど工事現場で活躍する車がたくさん登場します。それぞれの車の名前や特徴を分かりやすく説明しています。車好きのお子さんにおすすめです。車の本は他にも『ひこうじょうのじどうしゃ』『ずかん・じどうしゃ』があります。
小森厚/ぶん 藪内正幸/え 福音館書店
動物たちはどうやって寝るのでしょう。シマリスは丸くなり、コウモリは逆さにぶら下がって寝ます。実物そっくりに描かれた動物たちの、起きている姿と寝ている姿が交互に出てくるので、それぞれの動物の特徴がよく分かります。シリーズは他にも『なにのこどもかな』『なにのあしあとかな』『どうやってみをまもるのかな』があり、どれもおすすめです。
ヘレン・ピアス/作 まつおかきょうこ/やく 童話屋
ねずみが家を探しています。でも、寒すぎたり、暑すぎたり、広すぎたり、狭すぎたり・・・なかなかぴったりの家が見つかりません。植木鉢やストーブのそばやバケツの中をねずみはあちこち探し回ります。わかりやすい写真とリズムのある言葉でテンポよくお話が進みます。
ロイス・レンスキーぶん・え 福音館書店
"スモールさんの家族は、奥さんと3人の子どもたちです。スモールさん一家は、丘の上の大きな家に住んでいます。子どもたちは、朝スモールさんのひげそりを見るのが大好きです。スモールさん一家の何気ない日常を描いた楽しい絵本です。スモールさんが出てくるシリーズの『スモールさんののうじょう』『ちいさいじどうしゃ』は2、3歳でも楽しめます。
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