東北と関東を襲った大震災から、1年あまりが経ちました。地震をはじめ、津波などの大きな自然災害や、原発事故による放射能汚染のような事故災害に巻き込まれたとき、私たちはどうやって身を守ればいいのでしょうか。
今回の展示では、自然災害などが起こるメカニズムを学ぶ本や、災害が起きた時の対処法の本、原発や放射能汚染に関する本などを集めてみました。いざという時にどう対処したらいいのか、その時私たちにできることは何なのか、お子さんや家族と話し合うことはとても大切なことです。この機会にもう一度考えてみませんか。
災害にそなえる
最終更新日 2017年05月25日
災害はどんなふうに起こるの?
ジェーン・ウォーカー/著 偕成社 1996年
地震、火山、台風、洪水などの自然災害のほか、大気汚染や海洋汚染による被害なども実際の被害の例をあげて詳しく解説し、それぞれの災害が起こるメカニズムを知ることができます。
松岡達英/作・絵 溝上恵/監修 ポプラ社 2006年
地震って、どうして起きるの?地震が起きたら地球はどんなふうになるの?地下で地球の秘密を研究しているモグラ博士が、子供たちにも分かるようにやさしく教えてくれます。
文溪堂 2006年
世界各地で起こったさまざまな災害を例に、どのように災害が起こるのか、それらの災害への備えについても分かりやすく解説してくれています。
文溪堂 2006年
世界各地で起こったさまざまな災害を例に、どのように災害が起こるのか、それらの災害への備えについても分かりやすく解説してくれています。
地学団体研究会『シリーズ・自然だいすき』編集委員会/編 大月書店 2005年
日本は、地震国・火山国です。しかし、怖がるだけではなく、地震や火山についてもっと知り、上手に付き合わなければいけません。この本では、身の回りにある地震や火山の手がかりを探す方法も紹介しています。
目代邦康/著 誠文堂新光社 2011年
大木聖子/著 PHP研究所 2009年
島村英紀/著 さ・え・ら書房 2011年
エルドリッジ・M.ムアーズ/編集顧問 金の星社 1997年
山本哲朗/著 電気書院 2005年
もしもの時にそなえておこう
藤吉洋一郎/監修 日本図書センター 2008年
日本で起こる様々な自然災害の起こる仕組みから、災害に備えること、また実際に起きた時の対処までを解説しています。
地震イツモプロジェクト/編 寄藤文平/絵 ポプラ社 2011年
大きな地震はいつ起きるかわかりません。でも、大きな地震が起きたら何もしなくていいように準備することが大切です。巻末には、もしもの時に備えておきたい物のリストも掲載されています。
片田敏孝/監修 かもがわ出版 2011年から2012年
東日本大震災を教訓に、いつ起こるか分からない災害にどうやって備えたらいいかを、様々な場面を想定して紹介しています。
山村武彦/監修 PHP研究所 2005年
災害にあってエレベーターに閉じ込められたらどうすればいいのかや、乗物に乗っていて地震にあったらどうするのなど、具体例をあげて子どもにも分かりやすく絵で解説しています。また、災害が発生した時にあわてなくてもいいように、家族で確認しておくべきことについても紹介しています。
河田惠昭/著 岩波書店 2008年
戸田芳雄/監修 教育画劇 2004年
横田崇/監修 あかね書房 2007年
岡敦子/監修 ポプラ社 2004年
学研 1996年
大津一義/監修 少年写真新聞社 2010年
国崎信江/著 ポプラ社 2006年
かざまりんぺい/著 誠文堂新光社 2011年
メモリアル・コンファレンス・イン神戸/編著 日本放送出版協会 2005年
放射能・原発を知る
谷川勝至/著 少年写真新聞社 2011年
放射線は、目に見えず、においもありません。この本では、体で感じることのできない放射線について科学的に説明しています。
小出裕章/著 東邦出版 2011年
科学者として京都大学原子炉実験所に勤める作者が、原発の現状について詳しく解説しています。
太郎次郎社エディタス 2012年
放射線ってどんなものなのでしょうか。福島県内の小学校教諭の著者が、福島県に住む子どもたちに、私たちがこれから何に気をつけ、どうすればいいかをイラストを交え、やさしく説明している本です。
川辺重彦/総監修 小峰書店 2002年
雨宮処凛/著 河出書房新社 2011年
ダン・グリーン/文 玉川大学出版部 2010年
野口邦和/監修 大月書店