でんしゃ・きかんしゃのおはなし
最終更新日 2017年05月25日
展示期間 : 01月から02月
展示場所 : 本館児童展示
電車や機関車が主人公のおはなし
バージニア・リー・バートン/ぶん・え むらおかはなこ/やく 福音館書店 1980年
ちゅうちゅうは、真黒くて、ぴかぴか光っていて、きれいなかわいい機関車でした。小さな町から大きな町を行ったり来たりしていました。ある日、ちゅうちゅうは「わたしは、もう、あの重い客車なんかひくのはごめんだ」と思いました。そしてとうとう、ちゅうちゅうは、たった一人で走り出しました。
バージニア・リー・バートン/さく かつらゆうこ/やく いしいももこ/やく ペンギン社 1980年
メーベルは、坂の多い町サン・フランシスコを走るケーブルカーです。どんなに坂が急でも、どんなにお客が多くても、朝早くから夜遅くまで、いつも元気に走っていました。世界中の人たちが、この小さなケーブルカーに乗るためにやってきました。ところが、ある日、ケーブルカーをなくす計画が持ち上がりました。
阿川弘之/文 岡部冬彦/絵 岩波書店 1980年
年寄り機関車のやえもんは、いつもいばってばかり。誰も相手にしてくれません。そんなある日、怒りすぎたやえもんは、火の粉で火事を起こしてしまいます。やえもんは、とうとう壊されることになりました。ところが、一人の人がききました。「この機関車をどうするのですか?」この人はいったい誰なんでしょう。やえもんは、どうなってしまうのでしょうか。
ウィルバート・オードリー/作 桑原三郎/訳 清水周裕/訳 ポプラ社 1977年
皆さんは、機関車トーマスをご存じですか?この汽車のえほんは、機関車トーマスやその仲間たちのお話を集めた本です。トーマスをはじめ、ゴードン、エドワードなどおなじみの機関車たちの楽しいお話を、どうぞ親子でお楽しみください!
渡辺茂男/作 堀内誠一/絵 あかね書房 1988年
べんけいとうしわかは、ふたごの電車でした。ふたごの電車は毎日、町の東と西を行ったり来たりして、たくさんの人たちを運びました。ところがいつの頃からか、この電車通りを自動車が走るようになり、べんけいとうしわかは、思うように走ることができなくなってきました。
続編もどうぞ!!
渡辺茂男/作 堀内誠一/絵 あかね書房 1984年
ハーディー・グラマトキー/さく わたなべしげお/やく 学研 1977年
スパーキーは、空想をするのが大好きな電車です。毎日、町の真ん中を行ったり来たりしていました。いつも、同じ線路を行ったり来たりするのはとても退屈なものです。ところが幸せなことにスパーキーは、いつも走りながら楽しいことを空想していたのでちっとも退屈じゃありません。ところがある日、パレードのことを空想していたスパーキーは、停留所を通り過ぎてしまいました。それを見た市長さんは、かんかんに怒りました。
グレアム・グリーン/文 エドワード・アーディゾーニ/絵 阿川弘之/訳 文化出版 1977年
ちびきかんしゃは、リトル・スノーリング村ととなり町を結ぶ機関車です。いつも同じところを行ったり来たりしていたので、退屈でたまらなくなりました。ある日ちび機関車は機関士の目を盗んで、冒険することにしました。
ベネディクト・ブラスウェイト/作 青山南/訳 BL出版 2007年
まっかなちっちゃいきかんしゃと運転士のダフィは、ある日車掌のジャックに「線路工事してるんだ。今日はルートが違うぞ。青信号をどんどん行ってくれ」と言われました。確かに、あちこちでポイントが切り替わっていました。海の下のトンネルを抜けると、そこはフランスでした。でも、ダフィときかんしゃは言われたとおり、青信号をどんどん進んで行きました。
他にもこんなおはなしがあります。
小風さち/文 藍澤ミミ子/絵 福音館書店 2008年
M.W.ブラウン/文 J.シャロー/絵 岩波書店 1979年
わたなべしげお/さく ながはらたつや/え 福音館書店 1989年
ハーディー・グラマトキー/さく わたなべしげお/やく 学研 1977年
マーガレット・ワイズ・ブラウン/文 アート・セイデン/絵 講談社 2003年
電車や機関車が出てくるおはなし
山本忠敬/さく 福音館書店 1971年
おかあさんとみよちゃんは、おじいさんの家に行くために特急列車に乗り込みました。「とっきゅうれっしゃ しゅっぱつしんこう!」
ロイス・レンスキー/ぶん・え わたなべしげお/やく 福音館書店 1980年
スモールさんは、小さい機関車の機関士です。小さい機関車は、スモールさんの自慢でした。いつも油を差し、機関車を磨いていましたので、機関車はぴかぴかかがやいていました。
秋山とも子/さく 福音館書店 1997年
この本は、東京の新宿駅の5、6番線ホームの一日を描いたものです。このホームでは、朝早くからいろんな人が働いています。7時を過ぎると、学校や会社などに出かける人たちでホームはいっぱいになります。
わたなべしげお/さく おおともやすお/え あかね書房 1981年
ある日、くまたくんに田舎のおじいさんから手紙が届きました。その手紙には、「遊びにおいで」と書かれていました。そこで、くまたくんとお父さんとお母さんは、おじいさんの家に行くことになりました。早起きして、3人は新幹線の駅まで行きました。くまたくんは、新幹線に乗ることがうれしくてたまりませんでした。
くまたくんのシリーズは他にもあります。
わたなべしげお/さく おおともやすお/え あかね書房 1982年
わたなべしげお/さく おおともやすお/え あかね書房 1988年
ミヒャエル・エンデ/作 上田真而子/訳 岩波書店 1986年
フクラム国には、王さま、機関士と機関車、ソデワキ氏とナー二おばさんが住んでいました。ある日、フクラム国にふしぎな小包が届きました。開けてみるとその中から、かわいい赤ん坊が出てきました。赤ん坊は、ジムと名づけられ、ナー二おばさんに育てられることになります。ジムはどんどん大きくなっていきました。ところが、小さなフクラム国には、ジムが大きくなっても住むところがありません。そこで、ルーカスと機関車のエマとジムは住むところを探す旅に出ます。
他にもこんなおはなしがあります。
間瀬なおかた/作・絵 ひさかたチャイルド 2002年
アーナ・ボンタン/文 ジャック・コンロイ/文 バージニア・リー・バートン/絵 岩波書店 2004年