市の西側には根木名川、東側には大須賀川が流れ、それらを取り囲むように広大な水田地帯や肥沃な北総台地の畑地帯が広がっています。北部から東部にかけての丘陵地には工業団地やゴルフ場が点在し、南には日本の空の玄関・成田国際空港があります。
本市には約3万年以前から人々が住んでいたとされており、10世紀中頃に成田山新勝寺が創建され、江戸時代以降、各地から参詣客が訪れる門前町として栄えてきました。1954(昭和29)年に成田町、公津村、八生村、中郷村、久住村、豊住村、遠山村の1町6か村が合併して成田市が誕生しました。
1978(昭和53)年には新東京国際空港(現成田国際空港)が開港し、2006(平成18)年3月には、香取郡下総町、大栄町との合併により、人口約12万人の新生・成田市が誕生し、北総台地の中核都市として更なる飛躍を果たしました。
現在、成田空港の更なる機能強化や、国際医療福祉大学及びその附属病院と連携した新たなまちづくり、空港隣接地への国産農水産物の輸出拠点機能を有する卸売市場の移転再整備の3本の柱を中心とした取組みとともに、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)や北千葉道路などの広域交通ネットワークの整備の促進や、これらと連携した空港周辺地域における交通アクセスの向上に向けた幹線道路の整備に取り組んでおり、成田の更なる発展に向け、空港の立地を最大限に活用したまちづくりが進められています。
面積 | 213.84平方キロメートル |
広ぼう | 東西20.1km 南北19.9km 標高1m‐42m |
市の木 | 梅 |
市の花 | あじさい |