資料名龍正院 四万八千日
副書名風景(川・河岸・船・駅・行事)
富澤氏の
キャプション
猿山を振り出しに行進開始の行列とその先頭和讃部隊(昭和27年8月 滑河観音様の四万八千日の行列・和讃部隊)
著者名富澤庸祐
出版者-
作成年-

解題

坂東33観音霊場第13番の札所の東京・浅草寺では、四万六千日として行っている。1716 - 1736(享保年間)年頃より四万六千日と呼ばれるようになったと伝えている。坂東33観音霊場では、四万六千日としている方が多く12か寺、四万八千日は4か寺である。

写真のように、かつてはこの日、寺での大護摩修行に先立ち、僧を先頭に念仏講(今はご詠歌)の人々や稚児の行列が出てたいへん賑わった。今は11月18日の「木まち」と呼ばれる秋の縁日に出るようになった。この「木まち」にあわせて植木市が開かれる。「木まち」の「まち」とは、“賑やかなところ、市”を意味する。もともとは、馬の売買をする馬市であったが、戦後、その需要がなくなると植木市として賑わうようになった。念仏講はなくなり、今はご詠歌の人々が先導している。ご詠歌の人々は12人ほどだが、週1回集まって練習しているということだ。

(島田七夫 事務局にて一部編集)

NSIN(書誌ID)DL20151000430
種別写真
細目写真
ページ数1枚
大きさ(縦×横)
資料群名富澤庸祐アルバム
目録番号黄-13-205
撮影年月日2014/01/17
掲載枚数1枚
備考
所蔵
分類748
件名成田市下総歴史民俗資料館
件名(成田)成田市-富澤庸祐
キーワード(成田)
地域コード9N
郷土分類748