資料名文久元年の赤荻新田絵図
作成年1861(文久元)年

解題

佐々木道太郎(幕府代官)当分御預所である赤荻新田の地字と面積を示した下書き段階の絵図で、新田は清水・窪臺・西向・前原に位置している。このうち西向・前原は現在も小字として伝わる。西向の東部には香取明神御洗が、前原の東部には大日塚・念仏塚・庚申塚の位置が示されている。西は堀田鴻之丞(佐倉藩主堀田正倫)領分の赤荻村田地に、東は田安殿御領知の東西両和泉新田境と堀田鴻之丞領分の芦田新田境に接している。南に記される堀田鴻之丞領分の和関新田境とは、東和田と関戸の新田との境の意味と思われる。右上に記される「享保十六年亥五月開発高拾七石弐斗七升六合」は、1731(享保16)年に高請された切添新田であろう。

(木村修)

NSIN(書誌ID)DL20161000080
種別絵図
細目村絵図
ページ数1枚
大きさ(縦×横)28×41cm
資料群名村絵図
文書番号赤荻区有文書 359
撮影年月日2015/10/31
掲載枚数1枚
備考
所蔵成田市立図書館
分類213.5
件名成田市-歴史
件名(成田)成田市-村絵図
キーワード(成田)
地域コードN
郷土分類208.8