資料名元文5年の土室村絵図
作成年1740(元文5)年

解題

北向きの台地に挟まれた谷津の奥には溜池が設けられている。集落は、中央の坊前谷津を間にして東側と西側の台地に形成されている。東側の集落内には曹洞宗祥鳳寺・天台宗勝善寺・臨済宗福善寺・天神宮・鹿島神社・道祖神・穀物を貯蔵する郷蔵、北側の集落内には曹洞宗永久寺が見える。北側の名古屋村との境には根木名川支流の尾羽根川が流れ、川沿いの低地には水田が広がり、東側の大室村の境と坊前谷津には不用な水を流す悪水堀が設けられている。台地の南側は山林や芝地で、その中に塚や岩屋が点在し、領主林の御林も見える。

(鏑木行廣)

NSIN(書誌ID)DL20151001090
種別絵図
細目村絵図
ページ数1枚
大きさ(縦×横)65×76cm
資料群名村絵図
文書番号土室区有文書 598
撮影年月日2014/12/26
掲載枚数1枚
備考裏書 軸装
所蔵土室区
分類213.5
件名成田市-歴史
件名(成田)成田市-村絵図
キーワード(成田)
地域コードN
郷土分類208.8