ドロシー・マリノ/さく まさきるりこ/やく ペンギン社
いい本みつけた!2011ねんどばん
最終更新日 2012年06月23日
- 1・2ねんせい えほん
- 1.2ねんせい かがくのえほん
- 1.2ねんせい 詩
- 3・4ねんせい ものがたり
- 3・4ねんせい かがくのほん
- 3.4ねんせい 伝記
- 5・6年生 物語
- 5・6年生 科学の本
- 中学生 物語
- 中学生 ノンフィクション
- 中学生 科学の本
1・2ねんせい えほん
1.『くんちゃんのもりのキャンプ』
こぐまのくんちゃんは いとこのアレックといっしょにキャンプにいきました。こまどりや あひるや かわせみにあって、すのつくりかたや およぎかた、さかなのとりかたを おしえてもらいました。みずうみでキャンプをすることにしたくんちゃんたちは、ゆうごはんを たべおわると ねるところを つくることにしました。くんちゃんは こまどりにおしえてもらったとおりに えだのうえに きぎれや こえだで すをつくりましたが・・・。
2.『うらしまたろう』
時田史郎/再話 秋野不矩/画 福音館書店
はまべでかめをたすけたたろうは、おとひめにつれられて、りゅうぐうじょうへいきました。うみのなかでたのしくくらしていましたが、やがてうちにかえりたくなりました。おなじみのむかしばなしが、うつくしいえほんになりました。
3『おおきくなりすぎたくま』
リンド・ワード/著 ほるぷ出版
ジョニーはもりのおくふかくで、こぐまをみつけました。こぐまは、ジョニーとともだちになって、どんどんおおきくなりました。ところがあまりおおきくなりすぎて、きんじょのはたけをあらすようになってしまいました。こまったおとうさんは、ジョニー「くまをもりにかえさなければいけない」といいました。
4.『おばけのひっこし』
さがらあつこ/文 沼野正子/絵 福音館書店
いまはむかし、こだくさんのおとどは いえがせまくてこまっていました。おとどがみつけたあきやには、おばけがすんでいました。おばけたちは、おとどをおどかしておいだそうとします。でも、べんべろべえや くびひょろりんがでてきても、おとどはまけません。
5.『なつのゆきだるま』
ジーン・ジオン/文 マーガレット・ブロイ・グレアム/絵 岩波書店
ヘンリーとおにいさんのピートは、ちいさなゆきだるまをつくりました。ヘンリーは、おつきさまがゆきだるまをとかしてしまわないか、しんぱいでたまりません。ところが、ピートはわらうだけ。でも、ヘンリーはいいことをおもいついたのです。
6.『ミリー・モリー・マンデーのおはなし』
ジョイス・L・ブリスリー/さく 上条由美子/やく 菊池恭子/え 福音館書店
あるところに 小さな女の子が すんでいました。名前は、ミリー・モリー・マンデーといいました。あるはれた日のこと、みんなにおつかいをたのまれたミリー・モリー・マンデーは、ようじをわすれないように あるきながら ひとりごとを いいました。「とうさんのこてと、かあさんのたまごと、おじいちゃんの糸と、おばあちゃんの赤い毛糸と・・・」。さて、ミリー・モリー・マンデーは わすれずに ぜんぶのおつかいをできるでしょうか。
7.ちびっこ大せんしゅ
ジョイス・L・ブリスリー/さく 上条由美子/やく 菊池恭子/え
ハロルドは、いちばん ちびっこの やきゅうせんしゅでした。だれよりも いっしょうけんめい れんしゅうしましたが ちっともうまくできなくて、いつもベンチにおいやられていました。でも、あるばん、コーチのロンバルドさんが ハロルドのいえへ やってきて、からだが小さくても 大せんしゅになったなった人たちのはなしをしてくれたのです。そして、シーズンさいごのしあいで いよいよハロルドのでばんが やってきました。
8.たつのおとしご
ロバート・モリス/文 アーノルド・ローベル/絵 杉浦宏/訳 文化出版局 1978
たつのおとしごは うみにすむ かわったかたちの さかなです。たつのおとしごの ホ—は うみべのちかくの かいそうのなかで くらしていました。あるひ、ホーは おないどしのおんなのこ シ—に であいました。ふたりは すぐになかよくなって やがて シ—は ホーのおなかに たまごをうみました。たつのおとしごは、おとうさんが たまごを まもるのです。
1.2ねんせい かがくのえほん
9.『はなびのはなし』
たかとうしょうはち/さく 福音館書店
みんなは、よぞらにあがる はなびが どうやって つくられているか しってる?このほんでは、はなびのなかみや つくりかた、そしてどうやって はなびがあがるのか ということが とてもわかりやすく かかれています。なつやすみの 自由研究にも おすすめです。
1.2ねんせい 詩
10.木いちごつみ
きしだえりこ/詩 やまわきゆりこ/絵 福音館書店
シーソー、じゃがいも、きりんなどの楽しい詩を集めた絵本です。『ぐりとぐら』でおなじみのやまわきゆりこさんの挿絵も素敵です。
3・4ねんせい ものがたり
1.『大どろぼうホッツェンプロッツ』
プロイスラー/作 中村浩三/訳 偕成社
有名な大どろぼうホッツェンプロッツに おばあさんの だいじなだいじなコーヒーひきがぬすまれた!まごのカスパールは、コーヒーひきを とりかえすため、なかよしのゼッペルといっしょに、出かけていきました。
2.『小さい牛追い』
マリー・ハムズン/作 石井桃子/訳 岩波書店
あるノルウェーの農場に、四人の子どもたちが、お父さん、お母さんといっしょにすんでいました。夏の間、一家は山の牧場で 村じゅうの牛やヤギたちを あずかることになっています。子どもたちは、山に牛追いに行くのをとても楽しみにしていました。
3.『ごきげいかが がちょうおくさん』
ミリアム・クラーク・ポター/さく まつおかきょうこ/やく こうもとさちこ/え 福音館書店
あるあさ、がちょうおくさんの あまぐつがなくなりました。おくさんは ものいれのなかも ベッドのしたも だいどころのベランダもさがしましたが、あまぐつは ありませんでした。そこで、ぶたさんのうちに いきましたが、やっぱりあまぐつは ありませんでした。
4.『チム・ラビットのぼうけん』
アリソン・アトリー/作 石井桃子/訳 中川宗弥/画 童心社
ちいさいうさぎのチムは、ある日くさの中で光るはさみを見つけました。チムはそれをうちへもってかえりました。お父さんは、チムにはさみのつかい方をおしえてくれました。つぎの日、チムはそのはさみで「なんでも」切りはじめました。もうふ、テーブルかけ、カーテンやタオルもじょきじょきこまかくきりました。とうとうチムは、じぶんのひげも毛もみんなかってしまいました。さて、チムはいったいどうなってしまうのでしょう。
5.『べんけいとおとみさん』
石井桃子/作 山脇百合子/絵 福音館書店
ある家に、おとみさんというねこと、かずちゃんという男の子と、まりちゃんという女の子と、べんけいという犬がお父さんとお母さんといっしょにすんでいました。おとみさんは、この中でもいちばん年上でした。ある日、かずちゃんとまりちゃんは、おじいちゃんにあげるプレゼントを作っていました。プレゼントはとても上手にできましたが、べんけいはそれをこわしてしまいました。プレゼントをつくりなおすことはできません。そのとき、おとみさんがいいことを思いつきました。
3・4ねんせい かがくのほん
6.『ホネホネたんけんたい』
西澤真樹子/監修・解説 大西成明/しゃしん 松田素子/ぶん アリス館
ぼくは へび。くねくね ぐにゃぐにゃ やわらかいけれど しっぽの先までちゃんとホネがある。どこまでが どうたいで どこから しっぽなのか、きみにはわかるかな?
『ホネホネすいぞくかん』、『ホネホネどうぶつえん』も楽しいよ。
『ホネホネすいぞくかん』、『ホネホネどうぶつえん』も楽しいよ。
3.4ねんせい 伝記
7.『ワンガリの平和の木』
ジャネット・ウィンター/作 福本友美子/訳 BL出版
ワンガリは、ケニアの山のふもとにすんでいました。山はみどりでいっぱいでした。ところが、ワンガリがアメリカで勉強をしていた6年の間に、ふるさとの村はすっかりかわってしまいました。ワンガリは、むかしのくらしをとりもどすため、まず自分の家のうらにあった木をとりもどすことにしました。
8.鳥に魅せられた少年
ジャックリーン・デビース/文 メリッサ・スウィート/さし絵 樋口広芳/日本語版監修 小峰書店
ジョンは、鳥の観察が何よりも好きな少年でした。やがて、18歳になるとジョンは、家族と離れてアメリカのペンシルベニアの農場で働くことになりました。しかし、ジョンはいつも野鳥の観察をしていました。やがて、ジョンは鳥が冬の間どこにいるのか、春になると同じ場所に帰ってくるのかどうしても知りたくなり、鳥の足に目印を付けることにしました。
5・6年生 物語
1.『少女探偵サミー・キーズとホテル泥棒』
ウェンデリン・V・ドラーネン作 集英社
あばあちゃんと二人で高齢者専用マンションに住むサミーは、とてもおてんばな女の子。ある日、双眼鏡でホテルを見ていたら、泥棒を目撃してしまいます。その時サミーは、なんとその泥棒と目が合ってしまい、信じられないことに 手までふってしまうのです。おちゃめなサミーが大活躍。サミーの名推理ではたして犯人を見つけることができるのでしょうか?
2.『ルドルフとイッパイアッテナ』
斉藤洋/作 杉浦範茂/絵 講談社
ぼくは ルドルフ、人間に飼われている猫だ。ある日ぼくは、魚屋さんに追いかけられて、見知らぬトラックに乗ってしまう。気がつくと、まったく知らない大きな町に来てしまった。そこで最初に出会ったのがイッパイアッテナだ。イッパイアッテナは、ぼくがこの町で生きていくために必要ないろんなことを教えてくれた。
続編『ルドルフともだちひとりだち』『ルドルフといくねこくるねこ』もおすすめです。
続編『ルドルフともだちひとりだち』『ルドルフといくねこくるねこ』もおすすめです。
3.『冒険者たち』
斎藤惇夫/著 福音館書店
イタチの一族におそわれ、絶滅寸前となった島のネズミたちを、町ネズミのガンバと仲間の船乗りネズミたちが助けにむかいます。しかし、イタチはあまりにも強く、先頭に立って闘うガンバも行方不明に・・・。さて、ネズミたちの運命は?
4.『ふたりのロッテ』
ケストナー/作 高橋健二/訳 岩波書店
夏休みを過ごす“子どもの家”でたまたま出会った二人 ルイーゼとロッテ。驚いたことにふたりは何から何までそっくり。誕生日や生まれた場所まで同じだったのです。それもそのはず、二人は りこんしたお父さんとお母さんに それぞれ育てられた双子だったのです。二人はおとうさんとおかあさんを仲直りさせようととんでもない作戦をたてます。さてその作戦とは・・・。はたして、おとうさんとおかあさんをうまく仲直りさせることができるのでしょうか?
5.『ムギと王さま』
ファージョン/作 石井桃子/訳 岩波書店
わたしが夏を過ごすことになっていた村に、「お人よしのウィリー」とよばれている少年がいました。ある日、わたしがムギ畑で横になっていると、ウィリーがやってきました。そして、わたしが時計のくさりにつけていたカブトムシ石にさわると、急に話しはじめたのです。それは、ウィリーが小さい頃にまいたムギと、エジプトの王さまの話でした。
6.『ねずみの騎士デスペローの物語』
ケイト・ディカミロ/作 ティモシー・バジル・エリング/絵 子安亜弥/訳 ポプラ社
ハツカネズミのデスペローは、生まれつきほかのネズミとはちがっていました。食べものをさがすより、本を読んだり音楽をきくのが好きでした。人間のお姫さまに恋をしてネズミ界を追放されたデスペローは地下牢に送られてしまいます。地下牢はドブネズミたちの世界で、光にあこがれとにくしみを抱くドブネズミのロスキューロが、おそろしいふくしゅうをたくらんでいました。
5・6年生 科学の本
7.『土のコレクション』
栗田宏一/著 フレーベル館
ページを開くと一面に、ピンク、オレンジ、黄色、青、紫、緑、たくさんの美しい色がならんでいます。これは、日本全国のいろんな場所から集めた土のコレクションです。自分の身近にある土を、よく見てみましょう。きっといろんな色の土が見つかるはずです。あなたも、自分だけのコレクションを作ってみませんか?
中学生 物語
1.『影との戦い ゲド戦記 1』
ル=グウィン/作 清水真砂子/訳 岩波書店
幼いころから不思議な力を持っていたゲドは、大魔法使いオジオンのもとで修行をしていましたが、優しく穏やかな師匠の教えに飽き足らず、より高度な魔法を求めてローク島の学院で学ぶことになります。しかし、傲りと嫉みの心から、禁じられた呪文を唱え、死の国の影を呼び出してしまい、影に追われてさまようことになってしまいます。
2.『二年間の休暇』
J・ベルヌ/作 朝倉剛/訳 福音館書店
1860年3月9日、太平洋で見習い水夫ひとりと14名の寄宿学校の生徒をのせた船が遭難し、無人島にたどりつきます。年齢も国籍も違う15人の子供たちは、対立しあいながらも、数々の困難をのりこえ、島での生活を続けていきます。『十五少年漂流記』の名で知られる、有名な冒険物語です。
3.『崖の国物語』
ポール・スチュワート/作 クリス・リデル/絵 唐沢則幸/訳 ポプラ社
岩が浮かび上がり、トロルが這い回る別世界の物語。4歳から16歳に成長するトウィッグが主人公です。深森から泥地、地上町、神聖都市サンクタフラクスをトウィッグは駆け巡り、本当の父「雲のおおかみ」に出会い、自分も飛空船「エッジダンサー号」の船長になります。
4.『狐笛のかなた』
上橋菜穂子/作 白井弓子/画 理論社
この世とカミガミの世界の境である<あわい>に生まれ、呪者に操られ使い魔として生きる野火(狐)、人の心の声を聞くことができる“聞き耳”の力を受け継ぐ小夜、そして森陰屋敷に幽閉される少年小春丸。対立する二つの国に生まれた三人は、陰謀や策略の道具として利用されながらも、それぞれの役目を果たそうと必死に生きようとしますが・・・。
5.『影の王』
スーザン・クーパー/作 井辻朱美/訳 小西英子/画 偕成社
シェイクスピア劇を演じるためにアメリカからロンドンへやってきた少年ナット。ある朝めざめるとそこは16世紀のロンドンでした。新築されたばかりのグローブ座の舞台に立つナットは「真夏の夜の夢」の妖精パックを演じ、シェイクスピアの近くで幸せな時間をすごします。エリザベス女王、実在の貴族や役者たちが、いきいきと立ちあがってくる、タイム・ファンタジー。
中学生 ノンフィクション
6.『ぼくとチェルノブイリのこどもたちの5年間』
菅谷昭/文 ポプラ社
1986年4月26日。旧ソ連邦のウクライナ共和国(現在は独立国家共同体CIS)にあるチェルノブイリ原子力発電所で、至上最悪の爆発事故が起きました。放射能に汚染された土地で暮らす子どもたちに今もガンが増え続けています。この状況を知って現地に向かった菅谷昭医師が見たものは、病気や放射能への不安と戦いながらも、精一杯生きる子どもたちのすがたでした。
7.『震度7 新潟県中越地震を忘れない』
松岡達英/文・絵 ポプラ社
2004年10月23日午後5時56分、突然、ダンプカーが家にぶつかったようなはげしい衝撃を受け、上下左右にゆさゆさとゆさぶられた。それが、新潟県中越地震だった。川口町の震度は、7。この地震によって、家は崩れ、アスファルトで舗装された地面はめくれあがり、一瞬にして何もかもが変わってしまった。
この本は、実際に地震を経験した人たちの記録であり、全ての人へのメッセージです。
この本は、実際に地震を経験した人たちの記録であり、全ての人へのメッセージです。