エドワード・アーディゾーニ/さく 福音館書店
いい本みつけた!2010ねんどばん
最終更新日 2011年08月09日
1・2ねんせい えほん
1.『チムとゆうかんなせんちょうさん』
ふなのりになりたいチムは、あるひ おおきな きせんに のりこみました。いっしょうけんめい ふねのしごとの おてつだいをして、ふねのひとたちに きにいられた チムでしたが、すごいあらしで ふねが しずんでしまいます。
2.『よるのねこ』
ダーロフ・イプカー/文と絵 大日本図書
ねこは よる なにを しているのでしょう?ねこには よるでも よくみえる め があります。よるは ねこの たのしい たんけんの じかんなのです。
3.『ディック・ウイッティントンとねこ』
マーシャ・ブラウン/さいわ・え まつおかきょうこ/やく アリス館
むかし、イギリスにディック・ウイッティントンというおとこのこがいました。ひとりぼっちのディックはいつもおなかをすかせていました。ある日のこと、ディックは荷(に)馬(ば)車(しゃ)の御(ぎょ)者(しゃ)にさそわれてロンドンに行くことにしましたが・・・。
4.『海べのあさ』
ロバート・マックロスキー/文・絵 岩波書店
ある朝サリーは歯が1ぽんぐらぐらしているのに気がつきました。歯がぬけたらまくらの下にいれておねがいをするのですって!大きい子になって歯がぐらぐらしてくるってとてもふしぎなきもちです。サリーはアザラシやとりたちにもおしえてあげました。それにきょうはおとうさんと村へボートへ買いものに行くのです。
1・2ねんせい ものがたり
5.『はじめてのキャンプ』
林明子さく/え 福音館書店
ちいさなおんなのこ なほちゃんは、おおきいこといっしょに、キャンプにいきたいといいだします。でも、おおきいこは、みんなでだいはんたい。おもいにもつももつし、なかないし、よるもひとりでおしっこにいけるとやくそくして、みんなといっしょにキャンプにいくことになりました。
さて なおちゃんは ぶじキャンプができるのでしょうか。
さて なおちゃんは ぶじキャンプができるのでしょうか。
6.『金のがちょうのほん』
レズリー・ブルック/文・画 瀬田貞二/ほか訳 福音館書店
「金のがちょう」や「三びきのこぶた」などみんなも知ってるむかしばなしをあつめた1冊です。みんなは、ほんとうの「三びきのこぶた」のおはなしをしっているかな?
1・2ねんせい かがくのほん
7.『ダンゴムシ みつけたよ』
皆越ようせい/写真・文 ポプラ社
ぼくはダンゴムシ。いろんなものをたべるし、ウンチだってする。てきにおそわれることもある。そして、なつになると あかちゃんがうまれるんだ。もっと、ぼくたしのことしってほしいなあ。
8.『はがぬけたらどうするの?』
セルビー・ビーラー/文 ブライアン・カラス/絵 フレーベル館
みんなは、"は"がぬけたらどうしてる?やねになげる?それともまくらのしたにおく?せかいじゅうのこどもたちは、ぬけた"は"をどうしているのかな?
3・4ねんせい ものがたり
1.『ビーザスといたずらラモーナ』
ベバリイ・クリアリー/作 学研教育出版
ビーザスの最大のなやみのたねは妹のラモーナです。ビーザスが図書館で借りた本にクレヨンでらくがきしたり、ビーザスの友だちの犬をトイレにとじこめたり、次から次へと新しいいたずらを思いつくラモーナにときどきやりきれなくなるビーザスでしたが・・・。
2.『年とったばあやのお話かご』
ファージョン/作 石井桃子/訳 岩波書店
ドリスたち四人兄弟が一日のうちで一番楽しみにしているのは、ばあやのお話の時間でした。ばあやは毎晩、つくろうくつ下の穴の大きさにあわせたお話をしてくれるのです。ばあやのお話は、どれも面白くって楽しいものばかり。さあ、今夜はどんなお話をしてくれるのかな?
3.『しずくの首飾り』
ジョーン・エイキン/作 岩波書店
北風がローラにくれた<しずくの首飾り>には不思議な力がありました。けっしてはずしてはいけない首飾りをなくしてしまったローラは、ネズミやイルカに助けられ、アラビアまで首飾りを探しに行きます。ほかに「空のかけらをいれてやいたパイ」、「魔法のかけぶとん」など、想像力豊かな魔法の物語が全部で八つ入っています。
4.『くしゃみくしゃみ天のめぐみ』
松岡享子/作 寺島竜一/画 福音館書店
むかし"くしゃみのおっかあ"がすんでいました。このおっかあには むすこがひとりあって なまえを"はくしょん"といいました。はくしょんは、その名前のせいで、いつも わらいものに されていました。さて はくしょんは どうなるのでしょう。
5.『ノンちゃん雲に乗る』
石井桃子/著 中川宗弥/画 福音館書店
朝、ノンちゃんが目を覚(さ)ますと、お母さんはお兄ちゃんとお出かけしてるすでした。とても悲しくなったノンちゃんは、泣きながら神社のモミジの木に登り、そこから落(お)ちてしまいました。ところが、落ちたところは地下天国だったのです。雲のおじいさんに助けられたノンちゃんは、自分の身の上ばなしをすることになりますが・・・。
3・4ねんせい かがくのほん
6.『栄光への大飛行』
アリス・プロヴェンセン/作 マーティン・プロヴェンセン/作 BL出版
1901年にはじめて飛行船をみたフランス人のルイ・ブレリオは、そのときから自分で作った飛行機で飛ぶことをゆめみていた。そしてついに1909年、飛行機でフランスからイギリスへと渡る世界で初めての人間となった。
7.『今森光彦世界昆虫記』
今森光彦/著 福音館書店
8.『今森光彦昆虫記』
今森光彦/著 福音館書店
今森さんは 地球上のさまざまな場所を20年近く旅をしながら 写真を撮(と)りました。『世界昆虫記』には、その中から選(えら)んだめずらしい虫たちの写真(しゃしん)がいっぱいです。『昆虫記』は、琵琶(びわ)湖(こ)のまわりの人里に生きる身近(みじか)な虫たちの姿を12年間撮影(さつえい)した貴重(きちょう)な記録(きろく)です。
9.『世界あちこち ゆかいな家めぐり』
小松義夫/文・写真 西山晶/絵 福音館書店
モンゴルの大草原に建つ ゲルという白い家は、木の骨組みを組みたて、羊の毛のフェルトでつつんでしばるとできあがり。移動するときは、ばらして馬で運ぶ。屋根に目のある ルーマニアの家や、地面の下でくらす チュニジアの家、ほかにも おもしろい家がたくさんあります。細かく描きこまれた家の中や、人びとの暮らしのようすもとても楽しい本です。
5・6年生 物語
1.『モモ』
ミヒャエル・エンデ/作 大島かおり/訳 岩波書店
現代に住む人々は、毎日毎日時間に追われていました。それというのも、時間どろぼうが人々の時間を奪(うば)っていたからなのです。それを知ったモモは、時間どろぼうからその時間を取り戻そうとします。
2.『みどりのゆび』
モーリス・ドリュオン/作 安東次男/訳 岩波書店
チトは、とてもかわいくてりこうな男の子です。ところが、いつも授業中にいねむりをしてしまうので、「ほかの子どもと同じではない」と学校を追い出されてしまいました。でも、チトには不思議な力がありました。チトは、種をさわるとたちどころに花を咲かせることができる「みどりのゆび」を持っていたのです。
3.『ロジーナのあした』
カレン・クシュマン/作 野沢佳織/訳 徳間書店
12歳のロジーナは、「孤児列車」に乗る孤児たちの面倒を頼まれる。はじめはいやいやながら面倒を見ていたロジーナだったが、しだいに子どもたちと打ち解けていった。旅を続けるうち、孤児たちはそれぞれ新しい家族に引き取られていったのだが・・・。
4.『くまのパディントン』
マイケル・ボンド/作 福音館書店
「どうぞ このくまのめんどうをみてやってください。おたのみします。」という札を首にさげたクマとパディントン駅で出会ったブラウン夫妻は、暗黒の地ペルーからやってきたこのクマに駅の名前をつけて、一緒に暮らすことにします。ママレードが大好きでとても礼儀正しいパディントンですが、次から次にゆかいな事件をまき起こします。
5.『花仙人』
松岡享子/文 蔡皋/画 福音館書店
今から千年ちかいむかし、中国の長楽村という小さな村に、秋先(しゅうせん)という老人がいました。秋先は、花が大好きで、また花を育てるのがたいそう上手でした。秋先の庭は一年中花が咲きみだれ、中でもみごとなのは、ぼたんの花でした。そんな秋先の花園を手にいれようと、ねらう者があらわれたのです。
6.『点子ちゃんとアントン』
エーリヒ・ケストナー/作 高橋健二/訳 岩波書店
"点子ちゃん"の本当の名前はルイーゼです。ぜんぜん大きくならなかったので このあだ名がついています。点子ちゃんの家はお金持ちだけど、お父さんもお母さんもちっともかまってくれません。仲良しのアントンは家はまずしいけれど、お母さん思いのやさしい少年。こんなふたりがきみょうな事件にまきこまれました。
7.『ウィロビー・チェースのオオカミ』
ジョーン・エイキン/作 冨山房
舞台は架空の時代のイギリス。ウィロビー・チェースのお屋敷で何不自由なく幸せに暮らすボニーは元気でいたずらなお嬢さまでしたが、両親の旅行中に新しい家庭教師に屋敷を乗っ取られ、いとこのシルヴィアと一緒によそへやられてしまいます。
5・6年生 科学の本
8.『せいめいのれきし』
バージニア・リー・バートン/文・絵 岩波書店
地球上に生命が生まれたときから今までのお話が舞台じたてで進みます。ナレーターは バージニアさん。主役の動物たちや植物たちが次々に登場します。生きものの演ずる劇は絶えることなく続き、いつも 新しく、いつも移り変わって、わたしたちを驚かせます。
中学生 物語
1.『穴』
ルイス・サッカー著 幸田敦子/訳 講談社
スタンリー・イェルナッツは、デブでさえない男の子。先祖が受けた呪いのせいなのか、無実の罪で砂漠の真ん中にあるグリーン・レイク・キャンプという施設に送られる。キャンプでは炎天下の中、毎日一つの穴を掘らなければならない。キャンプでの生活で次第にたくましく成長するスタンリー。そこで出会ったゼロを助けるため、決死の脱出を図るが・・・。
2.『リトル・トリー』
フォレスト・カーター/著 和田穹男/訳 めるくまーる
両親が死んで一人になったリトル・トリーは、チェロキーである祖父母と一緒に山の中で暮らすことになった。山の兄弟たちは、彼のことを喜んで迎えてくれた。自然の中で生きていくために、祖父母はリトル・トリーにいろいろなことを教えてくれた。2人の愛情に包まれ、リトル・トリーは貧しくとも心豊かに生きていく術を身につけていく。
3.『RDG レッドデータガール はじめてのお使い』
荻原規子/[著] 角川書店
紀伊半島の山奥、山伏(やまぶし)の修験場で知られる玉倉神社で、宮司(ぐうじ)の祖父と静かに暮らしていた泉水子(いずみこ)は、父から突然東京の高校への進学を薦められる。父の友人で後見人の雪(ゆき)政(まさ)に、山伏の修行を積んだ息子の深(み)行(ゆき)を下僕として一生付き添わせると言われ、困惑する泉水子だったが、それには本人も知らない生い立ちや家系に関わる大きな理由があった。
4.『アンジェロ』
デビッド・マコーレイ/作 千葉茂樹/訳 ほるぷ出版
壁塗り職人のアンジェロじいさんは、ある日古い巣の中に息も絶え絶えのハトを見つけた。仕事の邪魔にしかならないハトを、アンジェロはいつのまにか家に連れ帰っていた。元気になったハトは飛び立っていく。やがてハトは、アンジェロの仕事の様子を見に仕事場に来るようになったのだが・・・。
5.『海底二万海里』
J.ベルヌ/作 福音館書店
1866年、クジラよりはるかに大きい《なにかばかでかい物》が多くの船に目撃された。驚くべき速度と移動力を持つこの怪物は、謎の男ネモ艦長の海底の城とも言うべき、潜水艦ノーチラス号であった。
6.『わたしたちの島で』
リンドグレーン/作 尾崎義/訳 岩波書店
ある夏のこと、おっちょこちょいのメンケルとその子供たちは、ウミガラス島にあるスニッケル荘で夏の休暇を過ごすことになる。一家の4人の子どもたちは、その島の住人たちといろんなことを経験し、楽しい夏を過ごすのですが・・・。
7.『シェイクスピアとグローブ座』
アリキ/文と絵 すえもりブックス
シェイクスピアはこの世に生まれた最高の作家の一人です。絵本作家アリキは、シェイクスピアの生きていた時代のこと、芝居のこと、彼が芝居を書き続けたグローブ座という劇場の建築のことなど、歴史から考古学にいたるまでこつこつと調べ上げ、謎に包まれたこの作家の世界を生き生きと紹介してくれました。そして最後には、現代のグローブ座の再建に情熱をささげた人々と、その建築の様子もくわしく描かれています。
8.『生命の樹 チャールズ・ダーウィンの生涯』
ピーター・シス/文・絵 徳間書店
「種の起源」を書いたダーウィンはどんな子ども時代を過ごしたでしょう?なぜビーグル号の航海に参加することになったのか?その航海でダーウィンが見たものは?彼の生涯を楽しい絵で描いた本です。