新しい年がスタートしました。今年は,どんな年になるのでしょうか?
漫画『ドラえもん』の中では,2008年にタイムマシンが発明されるのだそうです。
もしも,タイムマシンがあったら…あの時に戻って,やり直したほうがいいか?それとも,未来を確認しに行ったほうがいいか?現在だけでなく,過去へ行ったり,未来へ行ったりと忙しくなってしまいそうです。ときどき,過去を懐かしんだり,少し先の未来を夢見るぐらいにして・・・
2008年を素敵な一年にしたいものです。
2階参考資料室では,新聞縮刷版やマイクロフィルムから,古い新聞記事を調べることができます。誕生日や記念日,思い出のあの日に,どんな出来事があったのか,調べてみると,忘れていた懐かしい記憶がよみがえるかもしれません。
- 『タイムマシン』H・G・ウェルズ 角川書店
- ウェルズは,タイムマシンの発案者です。すべてがこの作品から始まりました。主人公のタイムトラベラーが、80万年後の未来で見たものは…。ウェルズの曾孫であるサイモン・ウェルズ監督映画「タイムマシン」のビデオも所蔵しています。
- 『宇宙の小石』アイザック・アシモフ 早川書房
- 田舎の老人シュヴァルツは,散歩の途中でタイムトラベルしてしまいます。辿り着いたところは,宇宙の小石。宇宙に浮かぶ放射能に汚染された小石…それは未来の地球でした。
- 『夏への扉』ロバート・A・ハインライン 早川書房
- ハインラインが猫好きに捧げた,SF&ファンタジー小説です。人生に絶望した主人公は,冷凍睡眠で未来へ…。詩的なタイトルに,多くの人が影響を受けています。BGMは山下達郎の「夏への扉」(CD『ライド・オン・タイム』収録)でしょうか。