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↑展示情報へ戻る ↑メインメニューへ戻る 最終更新日2007/05/25 |
「笑い」とは何か,「笑い」のもたらす効能とは,「笑い」を誘う芸術や芸能についてetc.・・・「笑い」に関する資料を集めました。 |
昔から「笑う門には福来たる」と申します。「いつもニコニコと笑いがあふれる人の家には,自然に福がめぐって来る」というような意味だということですが,最近は医学的にも笑いの効用は証明されているようでございますから,なおのこと,いつも笑顔で生き生きとしていたいものですね。 ところが現実は,年々暮らしにくい世の中となっておりまして,格差社会に財政破綻に児童虐待,さらに世界を見回せば,いろんな国で紛争や犯罪が頻発し,異常気象も深刻と,眉間に皺が寄るようなニュースがたくさん聞こえてまいりますから,なかなか心穏やかではいられません。 でも,泣いても笑ってもたった一度きりの人生,嘆いてばかりではつまらない,楽しい時間は多い方がいいに決まってます。 そこで「笑い」をテーマに多方面から本を集めましたので,どうか皆様ごらんいただき,毎日を少しでもこころたのしく過ごすお手伝いができますれば冥利に尽きると,このように思うわけでございます。 『笑いの力』 河合隼雄・養老孟司・筒井康隆/著 岩波書店 2005 それぞれの専門分野で活躍中の3人の識者が,「笑い」について語ったシンポジウムの記録。会場の和やかな雰囲気が伝わり,思わずニヤリと笑える一冊。 『ロシアのユーモア 政治と生活を笑った300年』 川崎浹/著 講談社 1999 「アネクドート」は、政治や生活などの話題をウイットと笑いで味付けし,人から人へと伝えるロシア社会独特の小咄のようなものです。ロシアは帝政,共産主義体制,そしてソ連崩壊と劇的な変化を遂げてきましたが,それと並行するようにアネクドートも,単なるユーモアだけでなく体制への風刺と皮肉をはらむようになりました。圧政下においても,根強くしたたかに存在し続けたアネクドートを通して,激動のロシア三百年を考察します。 『笑うコツ壺』 城啓介/著 三遊亭円楽/監修 河出書房新社 2004 「五七五」のリズムで句をつくる遊び,謎かけや語呂あわせを駆使した遊び,名前やことわざ,漢字を創作する遊びなど,さまざまな言葉遊びを紹介する本。文中で円楽師匠が「言葉遊びは,心に余裕があればこそ」とおっしゃっていますが,まさにそのとおり。日本語の豊かさ,面白さをユーモアで料理した先人の知恵を借りて,キラッと光る毎日を送れたら素敵ですね。 |
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