むかしむかし,日本の,そのまた世界には,
いろいろな「むかしばなし」がありました。
それはいまでも人々に語りつがれ,読みつがれています。
こわい話,うつくしい話,王子さまとお姫さまが 出てくる話,
きつねやたぬきなどの 生きものたちが出てくる話…
そんなふしぎな話がいっぱいの
「むかしばなし」の世界を,ご紹介します。
- 「三びきのやぎのがらがらどん」マーシャ・ブラウン/え せた ていじ/やく 福音館書店
- むかし,三びきのやぎがいました。なまえは,どれも“がらがらどん”といいました。
あるとき,やまのくさばでふとろうと,やまへのぼっていったのですが,その
とちゅうのたにがわには,きみのわるいおおきなトロルがすんでいたのです…。
北欧の民話を絵本にした名作で,力強いさし絵が魅力的。小学生〜
- 「日本のむかしばなし」瀬田 貞二/文 瀬川 康男・梶山 俊夫/絵 のら書店
- 私たちになじみの深い,「花さかじい」や「ねずみのすもう」など13編の
日本の民話がおさめられています。その土地のことばやいいまわしを残しつつ
だれにでも楽しめるように,まとめられています。姉妹版に「世界のむかしばなし」
もあります。小学生〜
- 「こども世界の民話 上下」内田 莉莎子・君島 久子・山内 清子/著 鈴木 裕子/画 実業之日本社
- この本でとりあげた「むかしばなし」は,「ジャマイカ」「イラン」「ミャンマー」など
あまり知られていない国々のものが多いですが,そのおはなしは初めて読んだ人も
とりこにするほどの楽しい話ばかりです。一度ぜひ読んでみてはいかがですか?
それぞれに,21編ずつ入っています。小学生〜
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