21世紀は”文明の衝突”の世紀になると論じる人たちがいます。
しかし,相手を知ることで 避けられる”衝突”あるのではないでしょうか。
多くの日本人にとってはあまりなじみのない,
イスラム教やその国々を知ることができる本を集めてみました。
- 「イスラームのとらえ方」 東長 靖/著 山川出版社
- アラビア語の発音によれば,“イスラム”は“イスラーム”と読むのが正しいそうです。
このようなことから,戒律の解釈や今のイスラム世界がどのように形成されたか等まで,日本人が異質な,理解不能で縁遠いものと思い込みがちなイスラムを,わかりやすく解説した本です。
- 「不思議のイスラム」 紅山 雪夫/著 トラベルジャーナル
- 著者が実際に旅してきたイスラム教国(トルコ〜エジプト・モロッコ)で見たものについて,そこで実際に生活している人々のことを知ることができます。
イスラムについて学ぶためだけでなく,旅行ガイドとしても読むことができる本です。
- 「ハディース イスラーム伝承集成」1〜6 牧野 信也/訳 中央公論新社
- 歴史の授業では「イスラム教の聖典はコーラン」と勉強してきたと思います。
ハディースは,コーランに次ぐイスラームの根本文献で,神の言葉を記録したコーランに対して,預言者が語った言葉やその行動を記録したものです。
簡単な解説本で物足りなくなったら,チャレンジしてみてはどうでしょうか?
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