資料名明治7年の松崎村絵図
作成年1874(明治7)年

解題

1873(明治6)年の地租改正条令公布による地押丈量(土地の測量)では、村役人立会のもとで村内の田畑に地番をつけ所有者を明確にする作業が行われた。この絵図は、松崎村内の地字に番号をつけて書き込んでおり、その地押丈量を始めるにあたり1874(明治7)年9月に作成されたとみられ、立会人として湯浅儀右衛門・宮田七右衛門、副戸長として湯浅五左衛門・清宮和右衛門の名が記されている。地番と字名が、1番遠原、2番播磨から3番以下順に戸崎、後田、宮ノ谷津、備後、高月、讃岐、桃谷、市ノ坪、白子、住釜、東北、名代、富宮、七反目、嵩下、腰巻、山下、山台、湯川、堤戸、仲峯、神宮寺、町山、境堀、新林、小代、塙、辺田、浅間、頃久保、境田、小境と最後の35番外埜まで書かれている。字境、道(赤色)、田、畑(黄)、屋敷(桃色)、山(濃緑)、水(青)、埜地草地(緑)が彩色で示されている。周辺地域へ至る道は、西から北に大竹道・上福田道・下福田道、北に宝田道、西南に八代村道、東南に成田道が記されている。

(木村 修)

NSIN(書誌ID)DL20151001160
種別絵図
細目村絵図
ページ数1枚
大きさ(縦×横)230×203cm
資料群名村絵図
文書番号松崎区有文書 1227
撮影年月日2014/12/26
掲載枚数1枚
備考軸装
所蔵松崎区
分類213.5
件名成田市-歴史
件名(成田)成田市-村絵図
キーワード(成田)
地域コードN
郷土分類208.8