資料名文化2年の台方村絵図
作成年1805(文化2)年

解題

村内に下方・大袋・飯仲村の持分が入り込んでいるが、これは1653(承応2)年に公津村が台方・下方・大袋・江弁須・飯仲の5か村に分かれたことと関係していると思われる。中央の江川には堰や溜池が設けられ、両側に水田が広がっている。西側は印旛沼で、沼の中には麻賀多神社の鳥居が建っており、沼縁は低湿地の埜地となっている。台地上は西側が畑、東側が山で、下方村と北須賀村を結ぶ道(国道464号)に沿って穀物を貯蔵する郷蔵や麻賀多神社が見える。また、南側の台地下には曹洞宗超林寺が見える。集落は、北側や西側の台地の裾に形成されている。

(鏑木行廣)

NSIN(書誌ID)DL20151001120
種別絵図
細目村絵図
ページ数1枚
大きさ(縦×横)47×35cm
資料群名村絵図
文書番号私有文書 35
撮影年月日2014/12/26
掲載枚数1枚
備考軸装
所蔵個人所蔵
分類213.5
件名成田市-歴史
件名(成田)成田市-村絵図
キーワード(成田)
地域コードN
郷土分類208.8