奈良を知る 古代
『平城京を掘る』
田辺征夫/著 吉川弘文館 1992年
平城宮・京の発掘調査をもとに、都にくらした人々の服装・食事・娯楽など生活の具体像を復元し、多角的に平城宮を再現し紹介している。
『万葉びとの生活』
阿部猛/著 東京堂出版 1995年
奈良時代の衣と食などの生活ぶりについてやさしく解説している。
奈良を歩く
『奈良県の歴史散歩 上・下』
山川出版社 2007年
生駒・斑鳩・奈良盆地中央など、奈良県の北部を中心とした史跡・文化財を紹介したガイドブック。
『大和を歩く』
奈良地理学会/編 奈良新聞社 2004年
奈良県内すべての市町村を網羅したガイドブック。
『大和路散歩ベスト10』
小川光三/著 新潮社 2003年
この地を隅々まで知り尽くした奈良生まれの著者が、写真とともに案内する古道散策本。
『大和千年の路』
榊莫山/著 文芸春秋 2001年
少年の日から、心のままに大和路を歩き続けてきた書家である著者が古代の幻想にいざなう。
『私の古寺巡礼』
白洲正子/著 法蔵館 1982年
「私は若い時の経験から、なるべく古い巡礼道を歩くように心がけました。・・・車でいきなり乗りつけると興味が半減することを知っていたからです。」(本文より)
『文士の大和路』
田中昭三/著 小学館 1998年
志賀直哉、森鷗外など文士が愛した路や社寺などが紹介されている。
『春日大社』
三好和義/ほか著 淡交社 2003年
春日大社の祭柱は、茨城県鹿島神宮から迎えた武甕槌命、千葉県香取神宮から迎えた経津主命、大阪府枚岡神社から迎えた天児屋根命、比売神の4柱。
春日大社の年間行事・祭礼などが美しい写真とともに紹介されている。
『古寺巡礼』
和辻哲郎/著 岩波書店 1991年
大正7年の5月、20代の著者は唐招提寺・薬師寺・法隆寺・中宮寺など奈良付近の古寺を見物した。
その時の印象を記した本。
奈良を見る 写真集
『古寺巡礼』第1集・第2集・第3集
土門拳美術出版社 1980年
古寺巡礼第3集まえがきより[古寺巡礼は「こじじゅんれい」であって「ふるでらじゅんれい」ではない。
「ふるでらじゅんれい」と読まれると、わたしはうら悲しくなる。‐千年以前創建の古寺を訪れても、わたしはふるでらを訪れていると思ったことがない。]
昭和15年から戦前戦後を通じて40年にわたり、寺院の建築、仏像を撮り続ける。最後は車椅子で撮り続けた「古寺巡礼」。
『あをによし』
小川光三/著 小学館 1996年
奈良に活動の拠点を置き、大和の風景を撮影しつづけてきた小川光三。奈良の都、あをによしの世界を顕している写真集。
奈良へ 仏像に会いに
青丹よし 万葉集
『万葉集』は現存するわが国最古の歌集で、20巻からなり、約4500首の和歌が収められている。
『万葉秀歌 上・下』
斎藤茂吉/著 岩波書店
4500有余の中から、約400首の秀歌を著者が選び解説を付した書。
『房総の万葉』
池田重/編著 新典社 1987年
万葉集の中には、安房、上総、下総に関連のある和歌が46首収められている。
これらの東歌や防人の歌を解説した本。
「潮船の舳越そ白波俄しくも負せ賜ほか思はへなくに」(巻20)印波郡丈部直大磨
『万葉集を読む』
佐佐木幸綱/著 岩波書店 1998年
万葉集の歌のなかから旅の歌・東歌・挽歌を選びだした、歌人による万葉集入門書。
奈良を感じる
小説
エッセイ