落語を聞いたことはありますか?歌舞伎やお能,狂言を知っていますか?
まわりを海にかこまれた日本には,大陸からさまざまな音楽や舞踊や劇が伝わり,それらが日本の季節のお祭りのなかで育った美しい歌舞(うたまい)などとまざりあい,雅楽・能・狂言・歌舞伎・人形浄瑠璃などが生まれました。江戸時代には落語や講談などの寄席芸が,庶民の身近な娯楽として人気でした。
成田市は歌舞伎で「成田屋」の屋号を持つ市川団十郎と関係が深く,伊能歌舞伎も伝わっています。今に伝わる日本のゆたかな芸能の世界をのぞいてみましょう。
- 『日本の伝統芸能はおもしろい』 シリーズ(全5巻) 岩崎書店
- 市川染五郎の歌舞伎,野村萬斎の狂言,東儀秀樹の雅楽,進化する伝統芸能の最先端の担い手が伝統芸能の世界を案内してくれます。
- 『物語で学ぶ日本の伝統芸能』 シリーズ(全5巻) くもん出版
- 能や狂言・歌舞伎の名作を,やさしい文章で物語のかたちにまとめた入門書。物語を読んで,作品の世界を味わいながら,その芸能について知ることができます。
- 『ほんとうはおもしろいぞ歌舞伎』 沼野正子/文・絵 汐文社
- ニャンともめずらしいお猫歌舞伎へご招待。「義経千本桜」,「菅原伝授手習鑑」,「東海道四谷怪談」の名作の世界をゆかいなお猫役者がご案内します。たくさんのイラストも楽しい。
- 『落語絵本』 シリーズ 川端誠/作 クレヨンハウス
- 「まんじゅうこわい」,「じゅげむ」,「めぐろのさんま」など,よく知られている落語がユーモアいっぱいの絵本になりました。子どもから大人まで楽しめます。