ものがたりの中の戦争

. NARITA ● ▼

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最終更新日2006/08/15

 今でも世界のどこかで,美しい町や村が破壊されています。平和な日本に住んでいる私たちは,そのことを忘れがちなのではないでしょうか。ものがたりの中で語られる戦争・・・。そこには,戦争の中でも,力強く生きていく人々の姿が描き出されています。


展示場面の写真

『せかいいち うつくしい ぼくの村』
 小林 豊/作・絵 ポプラ社

はる,パグマンの村は,すももや なし,ピスタチオのはなでいっぱいになります。そしてなつ,村の人たちは家族みんなで,すももやさくらんぼをもぎとります。でも,ことしのなつは,にいさんがいません。パグマンの村がある アフガニスタンでは,戦争が続いていたのです。そのため,兄さんも兵隊となって戦いにいったのです。

『オットー ―戦火をくぐったテディベア―』
 トミー・ウンゲラー/さく 評論社

ぼくは,オットー。デビットという男の子の誕生日に贈られたドイツ生まれのテディベア。ぼくは,デビットと親友のオスカーと 毎日とても楽しい日々を送っていた。ところがある日,ユダヤ人であるデビットは,強制収容所に送られてしまった。ぼくとオスカーはとてもさびしくなった。そして,空襲が始まり,ぼくたちは防空壕ににげこんだんだ。
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