あの戦争を知っていますか?

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最終更新日2005/07/12


 1945年8月15日「第二次世界大戦」という名で呼ばれる戦争が終わりました。今から60年前,みなさんのおじいさんやおばあさんが子どもだったころのことです。この大きな戦争のなかに日本が行なった「アジア・太平洋戦争」がありました。そしてその前には「日中戦争」が。日本でもアジアでもたくさんの人が犠牲になりました。あの戦争とはなんだったのか?二度と悲惨な戦争をおこさないためにも,まず何があったのかをきちんと知り,自分じしんで考えることが必要ではないでしょうか。



展示場面の写真


近代日本の戦争−20世紀の歴史を知るために−

色川大吉/著 岩波書店 (岩波ジュニア新書)

日清・日露戦争から始まり,日中戦争,アジア太平洋戦争へと進んでいった日本の近代から現代の歴史について,世界全体の歴史の中に位置づけてわかりやすく書かれています。また,そのころの普通の人たちが何を考え,行動し,どんな生活を送っていたのかもあわせて語られることで,日本にとって第二次世界大戦とは何であったか,深く考えさせられます。


絵で読む広島の原爆

那須正幹/文 西村繁男/絵 福音館書店

1945年8月6日,広島に原爆が落とされました。閃光のあとに猛烈な爆風がおそいかかり,あらゆるものをなぎたおしました。この本には生存者の証言をもとに,戦前から戦後までの広島の町並が再現され,そこに暮らす人々のようすが描かれています。そして, 市内全体の被爆状況や,原爆の原理,開発や投下までの歴史の流れなどがくわしく書かれ,広島の原爆の全体像を理解することができる本です。





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