中世〜源平の時代〜

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最終更新日2005/06/07

 源平合戦を描いた古典作品は数多く残されています。『吾妻鏡』『平家物語』『源平盛衰記』『義経記』・・・これらは,文学のみならず,歌舞伎や能などの古典芸能としても数々の作品を生み出しています。歴史と史実に基づくものから,人々の間で受け継がれてきた伝説めいたものまで,中世の時代を紐解いてみましょう。

展示場面の写真

「時代別・京都を歩く 歴史を彩った24人の群像」
 蔵田 敏明/著 山と渓谷社

 平安時代から現代にかけて,京都にかかわりのある歴史上の人物は数多くいます。24人の代表人物を紹介しながら,その人物にゆかりのある場所のガイドもついてます。京都へ訪れたときに立ち寄ってみては?

「図説 浮世絵 義経物語」 藤原 千恵子/編 河出書房新社
 現代でも数々の小説やドラマでおなじみの源義経は,その短い生涯の悲劇性ゆえに,今も昔も日本人の心に訴えかけ,それは,「判官びいき」という言葉が生み出されたことからも伺えます。それゆえ,彼に関する逸話は多く存在します。義経の生涯を,浮世絵を見ながら追うことができます。

「平家物語 栄華と滅亡の歴史ドラマ」 水上 勉/現代語訳 学研
 「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり ・・・」平家物語の有名な冒頭文ですが,その盛者必衰の物語を,絵巻きや屏風等に描かれた絵を織り交ぜながら解説しています。また,現代語訳があるので,平易に物語を楽しめます。


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