歌舞伎四百年
17世紀が始まって間もない,1603年京都で出雲の阿国という女性が念仏踊りなどを踊ったのが歌舞伎の始まりとされ,今年がその年から400年目の記念すべき年となっています。 戦後の一時期,アメリカの占領政策により歌舞伎の存続が危ぶまれたがその後,多くの役者や関係者の努力により今日の隆盛を誇っています。 伝統的な古典劇から,明治期以降の作品の新歌舞伎,他の演劇の要素も取り入れたスーパー歌舞伎など,あらゆる年代でも,初心者でも楽しめる演目も揃っており,また魅力的な役者もいる,この『歌舞伎四百年』のいま歌舞伎に触れてみてはいかがでしょうか。