歌舞伎四百年

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最終更新日2003/06/10

 17世紀が始まって間もない,1603年京都で出雲の阿国という女性が念仏踊りなどを踊ったのが歌舞伎の始まりとされ,今年がその年から400年目の記念すべき年となっています。
 戦後の一時期,アメリカの占領政策により歌舞伎の存続が危ぶまれたがその後,多くの役者や関係者の努力により今日の隆盛を誇っています。
 伝統的な古典劇から,明治期以降の作品の新歌舞伎,他の演劇の要素も取り入れたスーパー歌舞伎など,あらゆる年代でも,初心者でも楽しめる演目も揃っており,また魅力的な役者もいる,この『歌舞伎四百年』のいま歌舞伎に触れてみてはいかがでしょうか。

展示場面の写真
『歌舞伎通になる本』 小山 観翁/著
歌舞伎を始めとする古典芸能についての著書があり,歌舞伎の同時解説放送も行なっている著者が,歌舞伎役者や裏方さんについて,また,初めて歌舞伎を見物する人が事前に知っておきたい知識などについて,わかりやすく書かれています。

『隈取り−歌舞伎の化粧−』 伊藤 信夫/著
その種類により,役の性格を表わす歌舞伎の化粧の一種である,隈取りについてカラー写真も使い,また隈取りから見た作品についても解説しています。

『痛快!歌舞伎学』 小山 観翁/著  江口 寿史/画
歌舞伎を見たことがない,若い人にも抵抗感なく歌舞伎に接することができるように漫画を使って,歌舞伎全般について解説しています。

『夢みるちから』 市川 猿之助・横内 謙介/著
現代の歌舞伎であるスーパー歌舞伎の演出・主演の役者市川猿之助と,スーパー歌舞伎に脚本家として参加している横内謙介の対談と,「新・三国志」の脚本も掲載されている。

『高麗屋の女房』 藤間 紀子/著
夫,松本幸四郎と,子の,市川染五郎,松本紀保,松たか子という役者の一家を支える著者が,書いたエッセイ。


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