資料名大菅踏切 (現在は事故後、高架となる)
副書名風景(川・河岸・船・駅・行事)
富澤氏の
キャプション
しっとりと朝霧にかすむ大菅道、昭和41年1月20日、早春を思わせる朝、私の大好きな朝霧を愛でながら……
著者名富澤庸祐
出版者-
作成年-

解題

大菅踏切付近のJR成田線は、市内滑川寄りの小山と大菅寄りの小山との間を走っている。従って、滑川からは坂道を下りたところが線路となっており、大菅からも坂道を曲がって下りたところも線路となっていて、そこに「大菅踏切」(滑川字城台1413)があったことになる。写真のキャプションにあるように谷間になっていたので、朝霧が立ち込めやすいところだったのであろう。撮影者は朝霧が大好きだったようで、この場所を選んだと思われる。1992(平成4)年9月14日午後4時5分頃、この踏切で4両編成の普通電車と土を積んだダンプカーとの衝突事故が起こった。この事故で電車の運転手と乗客ら64人が重軽傷を負った。電車は1両目が脱線、ダンプカーは約15m引きずられ横転した。電車の運転席も約1mへこみ事故のものすごさを物語っていた。そのため現在見られるように立体交差化の壮大な高架の「大菅跨線橋」に造り直され、1998(平成10)年2月25日、開通式があり、滑河小学校鼓笛隊を先頭に渡り初めが行われた。

(島田七夫)

NSIN(書誌ID)DL20151000540
種別写真
細目写真
ページ数1枚
大きさ(縦×横)
資料群名富澤庸祐アルバム
目録番号肌-15-68
撮影年月日2014/01/17
掲載枚数1枚
備考
所蔵成田市下総歴史民俗資料館
分類748
件名富澤庸祐
件名(成田)成田市-富澤庸祐
キーワード(成田)
地域コード9N
郷土分類748