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最終更新日2009/08/07

◇1・2ねんせい

ものがたり

1.『おはようスーちゃん』
ジョーン・G.ロビンソン/作・絵
アリス館
スーちゃんは ちいさいおんなのこ。まどに はなもようの カーテンが かかった きいろいドアのいえに パパとママといっしょに すんでいました。スーちゃんは パパと おるすばんしたり ママを おどろかせたり ママのたんじょうびに プレゼントしたり・・・。スーちゃんの まいにちが つまった とってもたのしい 1さつです。
2.『きかんしゃやえもん』
阿川弘之/文
岡部冬彦/絵
岩波書店
としよりきかんしゃの やえもんは,いつもいばってばかり。でも,だれもあいてにしてくれません。そんなあるひ,おこりすぎたやえもんは,ひのこで かじをおこしてしまいます。やえもんは,とうとうこわされることになりました。ところが,ひとりの ひとがききました。「この きかんしゃを どう するのですか?」
このひとは いったいだれなんでしょう。やえもんは どうなってしまうのでしょうか。
3.『番ねずみのヤカちゃん』
リチャード・ウィルバー/さく
松岡享子/やく
福音館書店
子ねずみの ヤカちゃんは,「ねずみとりのわなや ねこに きをつけるのよ」という おかあさんの いいつけは よくまもりました。でも 大ごえだけは なおりません。あるばんどろぼうが やってきて,チーズまで とろうとしたとき ヤカちゃんは とても 大きなこえでどなりました。
4.『ふらいぱんじいさん』
神沢利子/作
堀内誠一/絵
あかね書房
たまごを やくのが だいすきなふらいぱんじいさん,あるひあたらしいせかいをさがしにたびにでました。

えほん

5.『ペンギンくんせかいをまわる』
M.レイ/作
H.A.レイ/作
岩波書店
ペンギンくんは,ペンギンランドぜんこくほうそう,アイスキョク おはなしばんぐみのせきにんしゃです。それなのに,おはなしのたねがなくなってしまいました。そこで ペンギンくんは,やすみをとってたびにでることになりました。ともだちに つくってもらったボートで,たびにでるペンギンくん。ところが,いねむりをしているあいだに ボートは ひょうざんに のりあげて しずんでしまいました。さて,ぺンギンくんは,ぶじにおはなしのたねをみつけて,ペンギンランドにかえってこられるのでしょうか。
6.『めっきらもっきらどおんどん』
長谷川摂子/作
ふりや なな/画
福音館書店
あそぶともだちがいない かんたは,おおごえで めちゃくちゃのうたを うたった。「ちんぷく まんぷく あっぺらこの きんぴらこ じょんがら ぴこたこ めっきら もっきら どおんどん」。すると,どどーっと かぜが ふき,かんたを よぶこえが きこえてきた。みみを すますと,そのこえは あなのなかから きこえている。かんたが そのあなを のぞきこんだ そのとたん かんたは あなにすいこまれて ついたのは ふしぎな よるのやまだった。

かがくのほん

7.『どこにいるの?シャクトリムシ』
新開孝/写真・文
ポプラ社
みんなは シャクトリムシを しってるかな?シャクトリムシは からだを のばしたり ちぢめたりして あるく おかしなむし。シャクトリムシは はやしのにんじゃ。はっぱや えだのまねをして かくれたり,かれたはなの まねをしたり,にげるときには くちからいとをだして えだから とびおりたりする。おもしろくて ふしぎな シャクトリムシを さがしてみよう?

ことばのほん

8.『こねこにこにこねどこでねころぶ 』
石津ちひろ/文
藤枝リュウジ/絵
BL出版

たしかにかかしにかしたかさ

からだがらくだからラクダにのる

など,ゆかいな早口(はやくち)ことばをあつめました。たのしいさしえもたくさんあります。
9.『むしのあいうえお』
今森光彦/切り絵とことば
童心社
あめんぼ,いしがけちょう,うすばかげろう,虫(むし)の大好き(だいすき)な今森(いまもり)さんが 切り絵(きりえ)とことばですてきな昆虫図鑑(こんちゅうずかん)を作ってくれました。

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◇3・4ねんせい

ものがたり

1.『お父さんのラッパばなし』
瀬田貞二/作
堀内誠一/画
福音館書店
お父さんの”ほら話(ばなし)”は,うちじゅうで有名(ゆうめい)です。”ほら”とは,”うそ”のことです。でも,小さなもとちゃんは,晩ごはんのあとで,きまってお父さんにおはなしをさいそくします。五年のお兄ちゃんも,そして中学の姉ちゃんまで「うんと大きいラッパ吹いてみて。」と,けしかけます。ラッパとは,”ほら”のことです。すると,お父さんは「なにが,ラッパなもんか,ほんともほんと,お父さんが・・・。」ほら,お父さんの楽しい”ほら話”がはじまります。
2.『火曜日のごちそうはヒキガエル』
ラッセル・E.エリクソン/作
ローレンス・ディ・フィオリ/絵
評論社
あるさむい冬の日,ヒキガエルのウォートンは,モートンが作ったおいしいおかしをおばさんにとどけるため,スキーで森に出かけました。ところが,そのとちゅうで わるいみみずくにつかまってしまいます。みみずくは,ウォートンを5日後のたんじょうびのごちそうにすると言います。スキーでけがをした足では,とても高い木の上にあるみみずくの家から にげることはできません。みみずくからうまくにげだすほうほうはあるのでしょうか。
3.『かわせみのマルタン』
リダ/ぶん
ロジャンコフスキー/え
福音館書店
ある日,わたしの王国(おうこく)に いちわのかわせみが やってきました。このかわせみは わたしの 小さなうつくしい谷間(たにま)を じぶんの領土(りょうど)に きめました。それが かわせみのマルタンです。マルタンは えさである さかなたちのことを わたしよりも よく知っていました。
4.『百まいのドレス』
エレナー・エスティス/作
ルイス・スロボドキン/絵
岩波書店
「戸だなの中にドレスを百まい持ってるの」と言うワンダをからかうクラスの女の子たち。すり切れた青いワンピースを毎日着てくるワンダを信じる子はだれもいません。マデラインは,人気者のペギーがワンダをからかうのをやめてほしいと思うのですが・・・。

えほん

5.『としょかんライオン』
ミシェル・ヌードセン/さく
ケビン・ホークス/え
岩崎書店
あるひ,まちのとしょかんに ライオンが はいってきました。ライオンは,としょかんのなかを ゆっくりあるき,えほんのへやで きもちよさそうに ねてしまいました。さあ,どうしたらいいのでしょう。でも,としょかんのきまりには,らいおんがきたときのことなど,なにも かいてありません。

かがくのほん

6.『鳥のくちばし図鑑』
国松俊英/文
水谷高英/絵
岩崎書店
鳥のくちばしにはいろんな形と大きさがあり,それをみごとに使って生活しています。ふしぎでおもしろい鳥たちの世界をあなたものぞいてみませんか?
7.『やまおやじ』
今森光彦/写真・文
小学館
やまおやじは 幹(みき)が太くなった ちょっとへんてこりんな クヌギたちのことです。 やまおやじの林では いろんな 草や木 虫 動物たちが くらしています。ほら,あなたにも やまおやじの声が 聞こえてきませんか?

ことばのほん

8.『せんねんまんねん』
まどみちお/詩
柚木沙弥郎/絵
理論社
いつかのっぽのヤシの木になるために そのヤシのみが地べたに落ちる その地ひびきでミミズがとびだす そのミミズをヘビがのむ・・・。まどみちおさんの詩に 力強い絵が印象的な本。

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◇5・6年生

物語

1.『かかし』
ロバート・ウェストール/作
金原瑞人/訳
徳間書店
寄宿舎生活をする13歳のサイモンは,夏休みを,ママの再婚相手の画家ジョーの家で過ごすことになった。けれど,サイモンの心の中には,異国の地で死んだパパの思い出が強く残っていた。そのために,どうしてもサイモンは新しい生活になじむことができないでいた。そんな時,広いカブ畑の中向こうに,古い水車小屋を見つけた。その水車小屋は,かつていまわしい事件の起こった水車小屋だったのだ。
2.『チビ竜と魔法の実』
富安陽子/著
大庭賢哉/絵
偕成社
5人家族のシノダ家には重大な秘密があった。実は,ママの正体はキツネだったのだ。人間のパパとキツネのママ,両方の血を引く3人の子どもたちは,ごくふつうに暮らしているのだが,ママのキツネの親せきがやってきては,大騒動がまきおこる。ある日,鬼丸おじいちゃんにくっついてきた雲竜の子どもが,シノダ家のおふろばに住みついてしまい・・・
シリーズの続き『樹のことばと石の封印』,『鏡の中の秘密の池』もおすすめ!
3.『ベーグル・チームの作戦』
E.L.カニグズバーグ/作
松永ふみ子/訳
岩波書店
まもなく13歳の誕生日を迎えるマークは,バーミツバの式(ユダヤ教の成人の儀式)を行い,大人の仲間入りをする。式の準備に忙しい毎日を送っていたある日,ママはぼくたちの野球チームの監督になった。そしてママは,なんとスペンサー兄さんをコーチに指名したのだ。そのせいで,ぼくの暮らしはすっかりこの二人にかき回されてしまったのだ。
4.『床下の小人たち』
メアリー・ノートン/作
岩波書店

借り暮らしやの小人たちの家族が,大きな家の床下に住んでいました。人間から隠れて,少しずつ"借りる“ことで暮らしている小人たちでしたが,外の世界にあこがれるアリエッティが人間の男の子に”見られ“てしまい,一家に危機がせまります。

続編に『野に出た小人たち』,『川をくだる小人たち』,『空をとぶ小人たち』,『小人たちの新しい家』があります。

ノンフィクション

5.『海時計職人ジョン・ハリソン』
ルイーズ・ボーデン/文
エリック・ブレグバッド/絵
あすなろ書房
18世紀のイギリスに,すばらしい時計を作った男がいた。40年という歳月をかけて作った時計の数は,5個。そのうちのひとつは,世界を大きく変えた。何百年ものあいだだれにも解けなかった難問を解決した男の驚くべき人生の物語。

絵本

6.『エルシー・ピドック,ゆめでなわとびをする』
エリナー・ファージョン/作
シャーロット・ヴォーク/絵
岩波書店
エルシー・ピドックは,生れながらのなわとび上手だった。七つになったころには,ケーバーン山に住むなわとび師匠の妖精アンディ・スパンディも,エルシーの名を聞きつけた。エルシーのとび方を見たスパンディは,そのとび方に感心した。そして,一月に一度,三日月の晩に,一年間なわとびを教えようと約束した。そこで,エルシーはなわとびについて,ありとあらゆる秘術を学び,どの妖精よりも上手にとべるようになった。

科学の本

7.『世界の鳥の巣をもとめて』
鈴木まもる/作
小峰書店
外国には,私たちが見たこともないような,不思議で面白いたくさんの鳥の巣があります。日本から約1万km。アメリカ・ロサンゼルスの小さな町カロリーに,世界有数の鳥の巣と卵の研究所があります。そこでは,世界中の世界中の鳥の巣と卵を見ることができます。 それは,形も材料も作り方も,日本の鳥の巣とは全然違っていました。世界の鳥の巣を求めて,さあ出発です!

言葉の本

8.『ワイズ・ブラウンの詩の絵本』
マーガレット・ワイズ・ブラウン/詩
レナード・ワイスガード/絵
フレーベル館

だきしめるにはちいさすぎ

 てばなすなんてぜったいできない

 そっとビンのなかにしまって

 じーっとみつめる ほた ほた ほたる・・・

世界中で愛されている絵本『おやすみなさいおつきさま』の作家ワイズ・ブラウンさんの詩を集めた絵本。

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◇中学生

物語

1.『王への手紙 上・下』
トンケ・ドラフト/作
西村由美/訳
岩波書店
16歳の少年ティウリは,騎士になるための最後の試練の夜に,見知らぬ男から重要な手紙を託される。執念深いスパイや謎の騎士たちに命をねらわれながらも,山の少年ピアックに助けられ,大山脈のかなたの隣国へと苦難に満ちた旅を続けるのだった。
2.『トム・ソーヤーの冒険』
マーク・トウェイン/作
石井桃子/訳
岩波書店
わんぱく少年のトム・ソーヤーが,友達のハックルベリー・フィンと一緒に大活躍。いつも大人たちをハラハラさせながら,自然の中でのびのびと生きるトムたちの愉快な冒険物語。
3.『夏の階段』
梨屋アリエ/著
ポプラ社
中学を卒業して,県内有数の進学校・巴波川高校に入った5人。偶然1枚のプリクラに写った5人が,それぞれに問題を抱え,恋,友情,家庭,将来のことに悩みながら成長していく。そんな彼らの日常の姿を描いた,ちょっぴり切ない5つの物語。
4.『風神秘抄』
荻原規子/作
徳間書店
坂東武者の家に生まれた16歳の草十郎(そうじゅうろう)は,母の形見の笛を吹くのが好きだった。平治の乱で将と慕った義平の処刑に衝撃を受けた草十郎は,六条河原で魂鎮め(たましずめ)の舞を舞う少女,糸世(いとせ)に出会う。舞と笛が出会うことで強大な力が生れ,惹かれあう二人の運命を大きく変えていくのだった。
5.『リバウンド』
E.ウォルターズ/作
小梨直/訳
福音館書店

大事なのは,シュートして得点をかせぐことだけじゃない。「失敗したシュートを次にどうやって決めるかだ。」

中学のバスケットボールチーム入りを目指すショーンは,新学期早々車いすの転校生デービッドと衝突し,先生から案内役を命じられてしまう。バスケットを通じて親しくなった二人は,一緒にさまざまな経験をしながら,次第に心を開いていく。

ノンフィクション

6.『アメリカ海岸地図を作った男たち』
テイラー・モリソン/作
川島誠/訳
BL出版
現在のように人工衛星もなく,航空写真もなかった時代に,人々はどのようにして正確な地図を作ったのでしょう。これは,200年も前に,船の安全のためにアメリカの海岸地図を作った男たちの物語。彼らは,どのようにして,この偉業を成し遂げたのでしょうか。

絵本(詩)

7.『真昼の夢』
セーラ・L.トムソン/文
ロブ・ゴンサルヴェス/絵
ほるぷ出版
ある日,本をひらくと 音もなく 見たこともない風景があなたを招く。カナダの画家ゴンサルヴェスが描く不思議な世界が,あなたの想像力を刺激する。
同じ著者の作品の『終わらない夜』もおすすめです。

科学の本

8.『素数ゼミの謎』
吉村仁/著
石森愛彦/絵
文藝春秋
皆さんは,素数ゼミって知っていますか?素数ゼミは,アメリカ東部・南部に住む,体長2-3cmの小さなセミです。日本のセミが6-7年で羽化するのに対して,素数ゼミはなんと13年,17年という長い間地中で羽化を待つのです。この「13」,「17」という数字には生物の進化に関わる様々な謎が隠されていたのです。